ガブリエル・ボルトレト アントネッリとフェルスタッペン比較は「公平ではない」
ガブリエル・ボルトレト(アウディ)は、2026年F1シーズン序盤でランキング首位に立つキミ・アントネッリについて、マックス・フェルスタッペンと比較するのは時期尚早だと語った。

アントネッリは開幕4戦を終えた時点でメルセデスのチームメイトであるジョージ・ラッセルに20ポイント差をつけ、F1史上初めて自身初の3回のポールポジションをすべて連勝につなげたドライバーとなった。

「彼には時間を与える必要がある」
カナダGPを前にアントネッリについて問われたボルトレトは、同世代の才能を認めながらも、フェルスタッペンとの比較には慎重な姿勢を示した。

「キミは非常に才能がある」とボルトレトは語った。

「フェルスタッペンのレベルか? 彼には時間を与える必要がある。マックスと比較すること自体、あるいは誰かをマックスと比較すること自体が公平だとは思わない。まず年齢が違うし、F1での時間も違う。マックスはすでに多くのことを成し遂げている」

「少し落ち着いて見るべきだと思う。それに、僕が同世代の誰かを評価する立場ではない。公平ではないと思う。僕は彼と年齢も近いし、彼とレースをしてきた。だから、自分が競うべき相手だと感じている誰かについて話したくはない」

若手世代の力を示すアントネッリの快進撃
それでもボルトレトは、アントネッリが好調なメルセデスで結果を出していることを高く評価した。

「今の彼には良いマシンがあり、良い仕事をしている。シーズン序盤としては信じられないようなスタートを切り、3連勝している」

「彼のことはうれしく思っている。オリバー・ベアマン、アイザック・ハジャー、僕、そして1年上下の他のドライバーたちを含めて、僕たちの世代に才能があることを示しているからだ」

「若いドライバーがうまくやっているのを見るのは素晴らしいことだし、僕たち全員が良いマシンを手にして、そういう戦いができるチャンスを得られればいいと思う。彼は間違いなくチャンピオンシップを争えると思う。実際にランキング首位にいるのだから、勝つことはできる」

アンドレア・キミ・アントネッリ

アウディでの自分の道を重視するボルトレト
一方で、ボルトレトはアントネッリの成功を自分の状況と重ね合わせることは避けた。アウディは開幕戦オーストラリアGPでボルトレトが9位に入って以降、ポイントを獲得できていない。

アントネッリの活躍がモチベーションになるかと問われると、ボルトレトはこう答えた。

「それがモチベーションになるとは言わない。なぜなら、その状況にいるのは僕ではないからだ。彼が信じられない仕事をしていることはうれしいし、彼にはその資格がある。才能もある。僕は彼のことをずっと前から知っている」

「彼はとても良いマシンに乗っていて、やるべき仕事を果たしている。完璧なシーズン序盤を過ごし、今ランキング首位にいるのは当然のことだ。でも、それが僕のモチベーションになるかと言えば、何も変わらない。もっと頑張ろうという意味で変化があるわけではない」

「僕には自分の仕事があり、自分の優先事項があり、自分の前にあるプロジェクトがある。将来的には僕たちもうまくやれると確信している。ただ、時間と忍耐が必要なんだ」

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