2021年 F1フランスGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想
ピレリは、2021年 F1世界選手権 第7戦 F1フランスGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。

ピレリは、ポール・リカール・サーキットに中間のレンジにあたるC2(ハード)、C3(ミディアム)、C4(ソフト)というコンパウドを選択。前回よりも1ステップ柔らかい。決勝ではハードとミディアムのどちらか1セットを使用しなければならない。

ピレリによると、F1フランスGPでの最速の戦略はミディアム-ハードとつなぐ1ストップ。この場合でのミディアムのウインドウは18~25周となる。2番目に最速の戦略はハード-ミディアムとつなぐの1ストップで、この場合でのハードのウインドウは25~36周となる。

2021年 F1フランスGP 決勝:タイヤ戦略予想

F1フランスGPの予選ではQ3に進出した10名全員がミディアムタイヤでタイムを記録。タイヤを自由に選べる11番以降の先頭はエステバン・オコン(アルピーヌF1)となる。

2021年 F1フランスGP 決勝:持ちタイヤ数

マリオ・イゾラ(自動車レース責任者)
「Q2でほぼ全員がイエローのミディアムタイヤを履いて走る決定をしたおかげで、明日のレース戦略がどうなるか予測することができる。ソフトと比較してミディアムタイヤはパフォーマンスをそれほど犠牲にすることなく耐久性を発揮した。しかし、トップ10全員がミディアムでスタートすることから、後方のドライバーは異なる戦術を試し、レース序盤でアドバンテージを得る可能性が出てきた。雨が降り、明日の気温が下がるようになれば、よりソフトタイヤに向いた路面になるため、より顕著にその可能性がある。ポールポジションを取ったマックス・フェルスタッペンとレッドブルを祝福したい。これはピレリにとってF1における250回目のポールでもある」

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カテゴリー: F1 / F1フランスGP / ピレリ