FIA(国際自動車連盟)の2025年07月のF1情報を一覧表示します。

F1、ベルギーGPで新たなドライバー識別用Tバーカメラを試験導入

2025年7月25日
F1、ベルギーGPで新たなドライバー識別用Tバーカメラを試験導入
FIA(国際自動車連盟)およびF1のプロモーターであるFormula One Managementは、今週末のF1ベルギーGPでファンがドライバーをより識別しやすくするための新たな試験的取り組みを実施する。

その内容は、マシンのロールフープ上に設置されている「Tバー」オンボードカメラにドライバー識別用のブランド表示を加えるというもので、タイミングモニターなどで使用されている3文字のドライバー略称(例:VER、HAM、TSUなど)がカメラの側面および上部に表示される。

F1とFIA、抗議金の大幅引き上げを検討 レッドブルの抗議が議論の導火線

2025年7月25日
F1とFIA、抗議金の大幅引き上げを検討 レッドブルの抗議が議論の導火線
F1とFIA(国際自動車連盟)は、抗議・上訴・再審請求にかかる保証金の大幅な引き上げを検討している。これは7月23日(水)にロンドンで開催されたF1コミッションの会合で正式に議題として取り上げられたもので、抗議制度が戦略的に乱用されているとの懸念を受けた動きだ。

会議はF1 CEOのステファノ・ドメニカリとFIAシングルシーターディレクターのニコラス・トンバジスが主導し、現行の保証金額──抗議にはわずか2000ユーロ──では、根拠のない抗議を抑制するには不十分だとの認識が共有された。

オリバー・ベアマン フェルスタッペンに同調「F1の厳罰化は本能を奪っている」

2025年7月25日
オリバー・ベアマン フェルスタッペンに同調「F1の厳罰化は本能を奪っている」
オリバー・ベアマンは、F1におけるドライバーの言動やレース中の行動に対するFIAの取り締まりが厳しくなっていることについて、マックス・フェルスタッペンの批判に同調した。

現F1ワールドチャンピオンであるフェルスタッペンは、FIAが年々増やしている行動規範やレース中の規制が「本能的な判断を妨げている」として批判。今月初めには次のように語っていた。

F1がV8回帰で得るかもしれない利益とは? FIA会長スライエムの構想

2025年7月24日
F1がV8回帰で得るかもしれない利益とは? FIA会長スライエムの構想
F1が再び自然吸気エンジンに回帰する可能性が、今、静かに議論され始めている。

FIA(国際自動車連盟)会長モハメド・ビン・スライエムは、次世代パワーユニットにV8エンジンの導入を検討すべきだと提言しており、この動きがF1にとって思いがけない追い風となる可能性がある。

F1元スチュワードのティム・メイヤーがFIA会長選の公約の第一弾を発表

2025年7月24日
F1元スチュワードのティム・メイヤーがFIA会長選の公約の第一弾を発表
F1元スチュワードのティム・メイヤーは、次期FIA(国際自動車連盟)会長選への出馬を表明して以降、初の正式な選挙公約「インパクト・マニフェスト(影響重視の公約)」を発表し、現FIA体制に対して明確な対立姿勢を打ち出した。

彼は、公約の冒頭で「我々の使命は、現FIA指導部に代わる説得力ある選択肢を加盟クラブに提供することだ」と述べ、FIAの倫理的かつ効果的な運営を強調した。

セバスチャン・ベッテル F1後の進路は「まだ検討段階」 FIA会長就任には慎重

2025年7月24日
セバスチャン・ベッテル F1後の進路は「まだ検討段階」 FIA会長就任には慎重
セバスチャン・ベッテルは、将来的にFIA(国際自動車連盟)の会長に就任するという考えについて、「今の時点で語るのはプロフェッショナルではない」と慎重な姿勢を示した。これは、ロス・ブラウンがかつて彼をFIA会長候補として挙げたことを受けての発言だ。

「FIA会長の責任について、僕は十分に理解していない」とベッテルは独Auto Motor und Sportに語った。

マクラーレン FIAに苦言「F1ドライバーの発言の自由を取り戻すべき」

2025年7月19日
マクラーレン FIAに苦言「F1ドライバーの発言の自由を取り戻すべき」
マクラーレンのチーム代表アンドレア・ステラは、FIA(国際自動車連盟)と協議し、F1ドライバーが自由に意見を述べられる環境を取り戻す意向を示した。

FIA会長モハメド・ビン・スライエムによる発言や振る舞いへの厳格な対応方針は、これまで多くの反発を招いてきた。スライエム会長はイギリスGPの場で「ドライバーの声に耳を傾け、スポーティングコードのセクションBを修正し、罰則を緩和した」と主張した。

F1 2029年にV8エンジン復活? FIA会長「目標は50%以上のコスト削減」

2025年7月18日
F1 2029年にV8エンジン復活? FIA会長「目標は50%以上のコスト削減」
FIA会長のモハメド・ビン・スライエムは、F1が2029年シーズンにも大幅にコストを抑えたV8エンジン規定へ移行すべきだと改めて主張した。また、F1グリッドに12番目のチームが加わる可能性についても語っている。

シルバーストンで開催されたF1イギリスGPの週末、ビン・スライエムはFleet Streetのジャーナリストに対し、より安価なエンジンフォーミュラへの早期移行が必要であり、それは2029年にも実現可能だとの見解を示した。2026年に導入される次世代パワーユニットからわずか3年後の見直しとなる。

F1で使われていないFIAグレード1サーキット一覧と復帰の可能

2025年7月16日
F1で使われていないFIAグレード1サーキット一覧と復帰の可能
FIA(国際自動車連盟)が最高位の安全・設備基準として認定する「グレード1」サーキットは、F1を開催するための必須条件だ。現在F1カレンダーに名を連ねるすべてのサーキットはこの認証を受けているが、世界にはグレード1を保持しながらも、現在F1が開催されていない名コースが数多く存在する。

南アフリカのキャラミは最近、グレード2からグレード1へ移行するために必要な作業を完了する許可をFIAから取得し、このスポーツをアフリカ大陸に再び呼び戻すことを目指している。
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