F2で異例の失格処分 ノエル・レオンがチームゲストの無線違反で制裁

処分の原因となったのは、チームゲストが規則で認められていない無線ヘッドセットを着用していたことだった。これによりレオンは失格、チームには2万ユーロの罰金に加え、コンストラクターズ選手権25ポイント減点という厳しい制裁が科された。
チームゲストが誤って禁止ヘッドセットを着用
FIAスチュワードによると、問題となったのはチームの「非運営スタッフ(non-operational personnel)」に分類される人物が、マイク付きの無線ヘッドセットを装着していたことだった。
FIA F2スポーティングレギュレーション付則5および第21.5条では、非運営スタッフが所持できるのは受信専用(リッスンオンリー)のヘッドセットのみと定められている。マイク付きヘッドセットは送信機能を備えている可能性があるため、規則違反と判断された。
審理でチームマネージャーは、当該人物はチームゲストであり、誤って別の種類のヘッドセットを持ち出してしまったと説明した。
しかしスチュワードは、車検担当者が「そのヘッドセットは認められない」と本人に伝えたにもかかわらず、ゲストが再び装着して使用を続けたことも確認している。
チームの管理責任を問う厳しい裁定
スチュワードは「規則は明確であり、非運営スタッフが所持できるのは受信専用ヘッドセットのみである」と指摘。そのうえで、非運営スタッフやチームゲストに配布する無線機材が規則に適合していることを確認する責任はチーム側にあると結論づけた。
今回の違反はレオンの車両のみに関連するものと判断され、チームメイトのニコラ・ツォロフに処分は及ばなかった。
なお、審理が行われた時点でレオンはすでにサーキットを離れており、ヒアリングにはツォロフとカンポス・レーシングの代表者が出席した。
ランキング争いにも影響
この裁定によりレオンはベルギー大会で獲得した7位のポイントを失うことになった。また、カンポス・レーシングはコンストラクターズ選手権で25ポイントを失い、2万ユーロの罰金も科される結果となった。
F2は今季8大会を終えた時点で、カンポス・レーシングのニコラ・ツォロフがランキング首位を維持。MPモータースポーツのガブリエレ・ミニが27ポイント差で追いかけており、レオンはランキング5位につけている。
カテゴリー: F1 / FIA F2
