2012年F1マシン ノーズ形状比較

2012年2月12日
2012F1マシン 段差ノーズ
2012年のF1マシンは、レギュレーション変更により特にノーズ部分の形状が変化をみせた。先週のヘレステストでの写真で各2012年F1マシンのノーズを比較してみる。

2012年から安全性を目的にノーズ高が550mmに制限された。そのため、ここまで発表された9台のF1マシンのうち、ローノーズを採用するマクラーレン MP4-27以外はすべてが「段差ノーズ」と段差がつけられたノーズを採用している。

2012年F1マシンが初走行、プレシーズンテストが開始

2012年2月7日
2012年 F1マシン
2012年のプレシーズンテストが開始。不参加のマルシャ、前年マシンで参加のメルセデスAMG、HRTを除く9チームが2012年F1マシンでテストを開始した。

事前にシェイクダウンを完了させていたフォース・インディア、ザウバー、ロータスを除いたチームは、新車でのシェイクダウンを兼ねたテストとなった。実車お披露目となったケータハムやこの日発表されたウィリアムズなど、段差ノーズを装着したマシンがトラックに出て行った。HRTは暫定的な真っ白なカラーリングのF111を走らせている。

ウィリアムズ、FW34を発表

2012年2月7日
ウィリアムズ FW34
ウィリアムズは、2012年F1マシン「FW34」を発表した。

ウィリアムズは、ヘレステスト初日となる7日(火)の朝、ガレージ前で新車FW34を発表。新しいデザインのレーシングスーツに身を包んだドライバーのパストール・マルドナドとブルーノ・セナがFW34のアンベイルを行った。

トロ・ロッソ STR7

2012年2月7日
トロ・ロッソ STR7
Toro Rosso STR7
トロ・ロッソの2012年F1マシン「STR7」は、元々はレッドブル RB5の血統を引くマシン。だが、昨年からダブルフロアコンセプトを導入するなど、独自の方向性をみせている。フェラーリ製エンジンを搭載。

トロ・ロッソ、STR7を発表

2012年2月7日
トロ・ロッソ STR7
トロ・ロッソは、2012年F1マシン「STR7」を発表した。

トロ・ロッソは6日(月)、ヘレス・サーキットで新車「STR7」を発表。新加入のダニエル・リカルドとジャン・エリック・ベルニュがSTR7のアンベイルを行った。

トロ・ロッソ STR7も他チーム同様、段差ノーズを採用。2012年F1マシンでは、これまでマクラーレン以外の6台が段差ノーズを採用している。

レッドブル RB8

2012年2月6日
レッドブル RB8
Red Bull RB8
レッドブルの2012年F1マシン「RB8」は、2009年マシンRB5の流れをくむ4代目のマシン。2012年のF1レギュレーションに対応した段差ノーズには、その段差部分にエアインテークらしき穴を確認できる。プルロッドを復活させたエイドリアン・ニューウェイのデザインらしく、RB8のリアは相変わらず低くタイト。全体的に丸みを帯びたボディーワークも特徴だ。

レッドブル、RB8を発表

2012年2月6日
レッドブル RB8
レッドブルは、2012年F1マシン「RB8」を発表した。

レッドブルは6日(月)、公式サイトで新車「レッドブル RB8」を公開。フェラーリを始めとする多くのチームが“段差ノーズ”を採用するなか、空力の鬼才エイドリアン・ニューウェイがどのようなソリューションを採用してくれるかに注目が集まっていた。

だが、予想に反し、レッドブル RB8も急激な段差ノーズを備えたマシンとして登場した。だが、他チームと違うのは段差部分にエアインテークが設けられている点。

ザウバー C31

2012年2月6日
ザウバー C31
Sauber C31
ザウバーの2012年F1マシン「C31」。フェラーリ製のエンジンとギアボックスを搭載するザウバー C31は、リアサスペンションにプルロッド式を導入。リアのボディワークは低く絞り込まれた。また、かなり激しい”段差ノーズ”も特徴的だ。

ザウバー、C31を発表

2012年2月6日
ザウバー C31
ザウバーは、2012年F1マシン「C31」を発表した。

ザウバーは6日(月)、スペインのヘレス・サーキットでC31の発表会を開催。レースドライバーの小林可夢偉とセルジオ・ペレスが新車C31のアンベイルを行った。

ザウバー C31は、今季のF1マシンの特徴ともいえる極端な“段差ノーズ”を採用。マシンカラーは前後がグレー塗られ、よりダークなカラーリングとなった。
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