バーニー・エクレストン
ドイツ検察局は、収監中の銀行家ゲルハルト・グリブコウスキーに約5,000万ドル(約39億4,300万円)の賄賂を送った容疑者に「バーナード・E」として正式にF1最高権威者バーニー・エクレストンの名前をあげた。

この件は、バーニー・エクレストンが、ニュルブルクリンクで開催されるF1ドイツGPへと出発する数日前に明らかになった。

まだバーニー・エクレストンは告訴されてはいないが、ロンドンのタイムズ紙は、現在ゲルハルト・グリブコウスキーは背任、脱税、収賄の容疑で告訴されているとしている。

バーニー・エクレストンには、当時バイエルン州立銀行の危機管理担当役員だったゲルハルト・グリブコウスキーに贈賄したあと、同銀行から手数料として数百万ドルを受け取ったとされている。

バーニ・エクレストンは、最終的にグリブコウスキーに対する幇助容疑として告訴される可能性があるとされている。

検察局の広報バーバラ・ストッキンガーは、「バーナード・E」は「F1のCEO」であり、バンビーノというエクレストンの会社を特定したと認めている。

また、検察局はバーニー・エクレストンの捜査を続けているが、コメントは取れていないと Financial Times に認めた。

Bloombergも、フォーミュラ・ワン・マネージメントは電話に返答しなかったと報じている。

関連:
バーニー・エクレストン、銀行家への5000万ドルの贈賄を否定 - 2011年1月9日
F1株式売却を担当した銀行家、42億円不正受領で逮捕 - 2011年1月4日

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / バーニー・エクレストン