F1オランダGP フリー走行3回目 プレイバック:ノリスが圧巻の1分08秒972

後方ではメルセデスのジョージ・ラッセルが3番手、ウィリアムズのカルロス・サインツJr.が4番手に入り、7つの異なるチームがトップ10入りを果たす接戦模様となった。
母国GPのマックス・フェルスタッペンは5位にとどまり、フェラーリ勢も6位ルクレール、14位ハミルトンと明暗を分けた。予選に向けては交通渋滞やインシデントが大きな課題となりそうだ。
セッション開始、路面はまだ湿り気
雨上がりの影響で、開始直後はインターミディエイトを履くマシンも見られた。角田裕毅の僚友アイザック・ハジャーは「路面が非常にグリーンだ」と無線で報告。徐々に路面は乾き、各車が slick に切り替えて本格的な走行に入った。
序盤は混戦、ストロールが一時トップに
開始10分を過ぎるとトラックは急速に改善し、ソフトを履いたランス・ストロールがトップに浮上。しかし前日のクラッシュから復帰した彼のタイムは1分11秒台と大きく遅く、路面進化によりすぐに更新されていった。
ノリスとピアストリが主導権争い
マクラーレン勢はこの日も速さを見せ、まずノリスが1分10秒262で首位に立つ。続いてピアストリが1分10秒120をマークし、週末で初めてノリスを上回った。しかし最終的にはノリスが再び逆転し、安定した速さで優位を保った。
フェラーリは復調気配、ハミルトンも上位浮上
ルイス・ハミルトンはFP1・FP2でスピンを喫したが、FP3では序盤に3番手に浮上。シャルル・ルクレールも1分09秒938で6位に入り、チームとして改善を示した。ただしハミルトンは最終的に14位に後退し、依然安定性を欠いた。
アロンソとラッセルが接触寸前
メインストレートでフェルナンド・アロンソとジョージ・ラッセルが危うく接触しかける場面も発生。アロンソがスリップを狙ってイン側に並んだが、ラッセルがピットインと錯覚させる動きを見せ、両者は際どく交錯した。この件はスチュワードの調査対象となった。
ノリスが圧巻の1分08秒972、昨年ポールを大幅更新
残り10分、ノリスが新品ソフトでアタック。すべてのセクターで安定した速さを見せ、前年のポール(1分09秒673)を0.7秒更新する1分08秒972を叩き出した。ピアストリは0.242秒届かず、両者の差は週末を通じて最大に広がった。
ラッセル3位、サインツが4位に食い込む
メルセデスのラッセルが3位を確保し、サインツはウィリアムズで4位と上位に食い込んだ。マックス・フェルスタッペンは5位にとどまり、地元ファンの期待にはやや届かない結果となった。
角田は12位、ハジャーが9位と健闘
角田裕毅は1分10秒349で12位。マシンバランスに苦しみ上位争いには絡めなかった。一方、ルーキーのハジャーが9位と健闘し、レーシングブルズの存在感を示した。
混雑とトラフィック、予選の課題に
セッション終盤はストロールと角田、ガスリーとフェルスタッペンなど複数の小競り合いが発生。狭いザントフォールト特有のトラフィック問題は解決されず、予選Q1での混乱が懸念される。
カテゴリー: F1 / F1オランダGP