F1オランダGP統計：フェルスタッペンの9連勝以外にも数々の記録更新
しかし、水しぶきが落ち着くと、レースウィナーであるマックス・フェルスタッペンやレッドブル・レーシングだけでなく、多くの記録が更新された。
■ オランダGPが赤旗中断となったのは史上初。
■ フェルスタッペンの9連勝は、同じくレッドブルのセバスチャン・ベッテルが持つF1連勝記録に並んだ。
■ また、フェルスタッペンがポールポジションからスタートした場合は12連勝となり、2003年のサンマリノGPと2004年の日本GPで記録したミハエル・シューマッハの記録に並んだ。
■ フェルスタッペンの今季11勝目は2021年の初タイトルイヤーに記録した勝利数を上回り、ルイス・ハミルトン（メルセデスAMG）のシーズン最多勝利数にも並んだ。
■ フェルスタッペンは今季628周をリードしており、これは2022年（616周）を上回り、史上7番目の記録である（ベッテルの記録まであと111周）
■ フェルスタッペンはザントフォールトでの生涯無敗を維持している。
■ フェルナンド・アロンソは2位表彰台を獲得し、ランキング3位のハミルトンとの差を広げた（今日までは1ポイント差だった）。
■ アロンソの2位表彰台は、ミハエル・シューマッハのキャリア初表彰台から最後の表彰台までの最長間隔のF1記録（7,399日）を破った（アロンソの初表彰台は2003年マレーシアGP）。
■ 2位とファステストラップを獲得したアロンソは、今年開幕から13戦で168ポイントを獲得し、アルピーヌでの過去2シーズン（162ポイント）を上回った。
■ アストンマーティンは、ロイ・サルバドリとキャロル・シェルビーがこのトラックでF1デビューを飾ってから64年後、初めてザントフォールトで表彰台を獲得した。
■ アルピーヌのピエール・ガスリーは、2021年のアゼルバイジャンGP以来の表彰台フィニッシュとなった。
■ ただし、ガスリーは夏休み直前にベルギーで行われたF1スプリントでは3位に入っている。
■ ガスリーは過去3回のグランプリではノーポイントだった。
■ 2台目のレッドブルではセルジオ・ペレスが4番手につけたが、ピットレーンでのスピード違反による5秒のタイムペナルティのために表彰台を逃した。
■ フェラーリのカルロス・サインツはザントフォールトで過去最高の5位入賞を果たした。
■ メルセデスのルイス・ハミルトンは6位に入り、今季トップ6圏外にフィニッシュしたのはまだ1度だけ（オーストリアGPの8位）。
■ マクラーレンのランド・ノリスは2戦連続の7位。
■ ノリスは2022年オランダGPも7位だった。
■ ウィリアムズのアレックス・アルボンは8位に入り、ここ6戦で3度目のトップ8入りを果たした。
■ マクラーレンのオスカー・ピアストリは、マネージャーのマーク・ウェバーの47歳の誕生日に2ポイントを獲得し、9位を獲得した。
■ エステバン・オコンはアルピーヌの10位でポイントを獲得。彼はザントフォールトでの3回のスタートで9位、9位、10位でフィニッシュしている。
カテゴリー： F1 / F1オランダGP
