F1ドライバー

数人のF1ドライバーが5日（火）、抜き打ちでドーピング検査を受けた。

マクラーレンのセルジオ・ペレスは、“早朝”に抜き打ちの尿検査で我慢を強いられたことを明らかにしている。

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、検査官がFIAの認可を受けるドライバーが“World Anti-Doping Agency（世界アンチ・ドーピング機関／WADA）”の国際基準に適合してかを確かめるために午前6時42分に自宅を訪れたと述べている。

2013年のF1ドライバー・ラインナップが出揃った。

チャンピオンチームのレッドブルは2013年から“インフィニティ・レッドブル・レーシング”に改名。セバスチャン・ベッテルがカーナンバー1、マーク・ウェバーがカーナンバー2をつける。

フェラーリは、フェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサのコンビを継続。ロータスもキミ・ライコネンとロマン・グロージャンを引き続き起用する。

2013年2回目のプレシーズンテストが、2月19日（火）からバルセロナのカタロニア・サーキットで4日間にわたり実施される。

F1スペインGPの会場でもあるカタロニア・サーキットは、チームに最も人気の高い会場でもある。

2月19日のテスト開始前には、2013年マシンを発表する最後のチームとなったウィリアムズが「FW35」を発表。全13チームの2013年F1マシンが出揃う。

2013年の最初のF1合同テストが、2月5日（火）からヘレス・サーキットでスタートする。

ヘレステストには、ウィリアムズを除く10チームが新車を投入。ウィリアムズは、2013年のカラーリングを施した昨年マシンで参加するとしている。

フェラーリは、フェルナンド・アロンソが走行を行わず、フェリペ・マッサとペドロ・デ・ラ・ロサがテストを担当。

優秀なドライバー達が、F1の財政問題の犠牲者となっている。

近年、F1では実力よりもチームに資金を持ち込むことでシートを獲得する“ペイドライバー”が増加。昨年ザウバーのシートを失った小林可夢偉は、一説では10億円の持参金の持ち込みを要求されたとされている。後任には、メキシコの大富豪カルロス・スリム率いるテルメックスが支援するエステバン・グティエレスが座った。

F1ドライバーの移籍には、ペアを組むドライバーの身長も少なからず影響しているようだ。

Auto Motor und Sport は、当初フェラーリのフェリペ・マッサの後任に挙げられていたドライバーは、身長が高すぎるため候補から外されたと報じている。

候補に挙げられたマーク・ウェバーは、2013年もレッドブルに残留し、ニコ・ヒュルケンベルグはザウバーへの移籍が決定。最終的にフェラーリはフェリペ・マッサの残留を決めた。

イギリスのサンデータイムズ紙が「2012年英国長者番付」を発表。スポーツ選手の総資産額で、ミハエル・シューマッハがゴルフのタイガー・ウッズに次ぐ8億2300万ドル（約658億円）で2位にランクインした。

タイガー・ウッズは、ゴルフでの成功したキャリアで8億6900万ドル（約695億円）を稼いでいると同紙は報じている。

F1ムジェロテストが、5月1日（火）〜5月3日（木）の3日間、イタリアのムジェロ・サーキットで行われる。

今回のムジェロテストは、2009年にテスト規約が変更されて以降、初のシーズン中のテストとなる。

近年はグランプリ週末にしかアップグレードをテストすることができなかったが、ヨーロッパシーズン開幕までに準備したアップグレードをじっくりと吟味できるため、シーズン後半の勢力図に影響を与える重要なテストとなる。

F1ドライバーが、Twitterを活用している。

30日（金）には、フェリペ・マッサが「やあ!!! これからみんなとツィートしていくよ!!! ハグを込めて」とTwitterアカウントを開設。開幕直前にはチームメイトのフェルナンド・アロンソもTwitterアカウントを開設した。

「Twitterはやらない」と公言しているセバスチャン・ベッテル、ミハエル・シューマッハ、キミ・ライコネンを除く現役F1ドライバーがTwitterを活用している。