F1ドライバーの移籍と身長の関係
Auto Motor und Sport は、当初フェラーリのフェリペ・マッサの後任に挙げられていたドライバーは、身長が高すぎるため候補から外されたと報じている。
候補に挙げられたマーク・ウェバーは、2013年もレッドブルに残留し、ニコ・ヒュルケンベルグはザウバーへの移籍が決定。最終的にフェラーリはフェリペ・マッサの残留を決めた。
同誌は、マーク・ウェバーとニコ・ヒュルケンベルグの身長が問題だったと報道。二人とも身長は184cmあるのに対し、フェルナンド・アロンソは171cm。フェリペ・マッサは166cmとフェルナンド・アロンソに体型が近い。
マーク・ウェバーは、今年のフェラーリにはサイズ的に合わないことを認めているという。
また、2103年の規約は基本的に今年と変わらず、2014年に大幅な変更を控えている。そのため、大部分のチームは、2013年も根本的にシャシーのレイアウトは変更しないとみられている。
ニコ・ヒュルケンベルグは、今年のフェラーリに合うかどうかについてはコメントしなかったが、彼や2012年のフォース・インディアのチームメイトで身長185cmのポール・ディ・レスタなど、背の高いドライバーが座るには「シャシーを妥協する必要がある」とデザイナーが述べたという。
そこで気になるのが、ニコ・ヒュルケンベルグの加入が決まったザウバーのもう1名のドライバーだ。
当然、ニコ・ヒュルケンベルグに体格の近いドライバーが好ましく、テルメックスの支援を受けてレースドライバー昇格が噂されるエスティバン・グティエレスの身長は180cmとニコ・ヒュルケンベルグに近い。一方、残留を目指す小林可夢偉は168cmと身長的にも不利な状況となっている。
関連：
・ザウバー、ニコ・ヒュルケンベルグとの契約を発表 - 2012年10月31日
・ザウバー 「ニコ・ヒュルケンベルグはC30に乗るには身長が高すぎた」 - 2011年6月11日
カテゴリー： F1 / F1ドライバー
