2021年のF1世界選手権:F1ドライバーのカーナンバー
2021年のF1世界選手権ではグリッドの4名のF1ドライバーが入れ替わることになる。そして、過去にグリッドに並んでいた3つのカーナンバーが復活する。

2014年に発表されたF1レギュレーションから、ドライバーはF1キャリアを通して固定ナンバーを着けることになっており、2~99の中から数字を選ぶことができる。

唯一F1ワールドチャンピオンは固定ナンバーとは別にカーナンバー1を選択する権利があるが、ルイス・ハミルトンは近年それを選択しておらず、メルセデスとの契約が延長されれば、引き続きカーナンバー44でレースをすると考えられている。

アルピーヌF1のフェルナンド・アロンソは、2018年にF1を離れていたが、当時と同じカーナンバー14でF1グリッドに戻ってくる。カーナンバーは、最後のF1レースから2年間しかプロテクトされないが、4名のうちで最も早くに2021年のF1復帰が決定していたアロンソは14を保持することができた。

アルファタウリ・ホンダF1からF1デビューを果たす角田裕毅は、2017年までジェンソン・バトンが使用していたカーナンバー22を選択。その理由について角田裕毅は「カートレースのデビューの番号が11番、僕の誕生日の日にちが11日なので最初は11番を選択したかったんです。でも、11番は他のドライバー(セルジオ・ペレス)が使用しているので、使えないので、単純な話になってしまうんですけど、本当に1+1で2で、22をつけようということになりました」と説明している。

ハースF1からF1デビューを果たすニキータ・マゼピンはカーナンバー9を選択。2018年までマーカス・エリクソンが使用していたが、2年間のプロテクトが切れ、2021年から使用可能となっている。9番を選んだ理由についてはまだ明らかにされていないが、選択したかった99番をアントニオ・ジョビナッツィがすでに使用しているため、1桁の9番に落ちついたと考えられている。

同じくハースF1からF1デビューを果たすミック・シューマッハはカーナンバー47を選択。「4と7は僕が大好きな2つの数字だ。もちろん、7番を好むのは、父が獲得した7つのタイトルに由来している。家族の誕生日を合計すると47になった。それはとても良かったし、この番号が空いていることも確認できた」と語っている。

また、以下の4つの番号はスターティンググリッドから消えるが、今後2年間は新しいドライバーが利用することはできない。8(ロマン・グロージャン)、20(ケビン・マグヌッセン)、23(アレクサンダー・アルボン)、26(ダニール・クビアト)。

2021年F1ドライバー:カーナンバー
3.ダニエル・リカルド(マクラーレン)
4.ランドノリス(マクラーレン)
5.セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)
6.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
7.キミ・ライコネン(アルファロメオ)
9.ニキータ・マゼピン(ハースF)
10.ピエール・ガスリー(アルファタウリ)
11.セルジオ・ペレス(レッドブル)
14.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
16.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
18.ランス・ストロール(アストンマーチン)
22.角田裕毅(アルファタウリ)
31.エステバン・オーコン(アルピーヌ)
33.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
44.ルイス・ハミルトン(メルセデス) *未確定
47.ミック・シューマッハ(ハース)
55.カルロス・サインツ(フェラーリ)
63.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
77.バルテリ・ボッタス(メルセデス)
99.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1マシン