F1 オーストリアGP
2019年のF1世界選手権 第9戦 オーストリアGPの決勝レースが6月30日(日)にレッドブル・リンクで行われた。

優勝はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。昨年に続きレッドブルのホームレースであるF1オーストリアGPを2連覇、今シーズン初勝利、通算6勝目。ホンダにとってはF1復帰後初、さらにレッドブルとの提携後の初優勝となった。

優勝:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「最高のレースができたし、チームに2度目のホームGP優勝を届けられてうれしい。スタートではアンチストールを作動させてしまい、7番手までポジションを落とすという残念な形になった。ただ、そこからのペースは本当によくて、冷静になるよう努めながらプッシュし続けた。第2スティントでは、マシンが素晴らしい力を発揮し、これが勝利の決め手になった。そうは見えなかったと思うけど、バルテリをパスしてから、かなり力強いペースがあるので勝てるかもしれないと思うようになった。とにかくプッシュして全力で走り、決してあきらめなかった。残り数周でシャルルをパスしたときは、最高にハッピーな気分だった。かなりの接近戦になったが、もしあのようなバトルができないのなら、家にいた方がましだと思う。Aston Martin Red Bull Racingのみんなに大きな感謝を伝えたい。どんな週末でもみんな本当によくやってくれたし、アップグレードもうまく機能したと思う。ここにいるクルーやファクトリーのスタッフ、そしてもちろんホンダのみんなにも感謝している。彼らにとっては、ここまでの間、簡単な道のりではなかったと思う。彼らのためにも、今日勝利できたことは本当に最高だったと思う」

2位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「全体的にポジティブな週末だった。残念ながら僕たちが望んでいたような終わり方ではなかったけどね。最初のスティントは良かったし、ペースもあった。ボッタスに対してトラックポジションを守るために早めにピットインした。これによって2回目のスティントが長くなり、レース終盤にリア・タイヤがかなり劣化したので、予想以上にチャレンジになった。2位は僕たちが望んでいた結果ではないけど、全力を出し切ったし、今週末は一歩前進した。今後数戦でさらに進歩し、僕たちが望むような成功を達成できると信じている」

3位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
「今日の僕たちは状況のなかで最大限を尽くすことができたと思う。今回のレースはトリッキーなものになるとは思っていたけど、予想以上に難しかった。かなりリフト&コーストをしなければならなかったし、エンジンのオーバーヒートを防ぐためにすべてのエンジンモードを使うことができなかった。だから、実際の僕たちはしっかりとレースができなかったし、レースの大部分で温度を管理しなければならなかった。それは防御と攻撃の両方をとても困難にした。でも、ポジティブな面に目を向けなければならない。今週末から良いポイントを稼ぐことができたし、レースペース的にもそれほど大きな差があるとは思っていない。だから、すべてが悪かったというわけではない。僕たちは調査していくし、シルバーストーンでは強くなって戻れることを期待している」

4位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
「僕は常にポジティブだし、今日だったチームは運転するための素晴らしいクルマを与えてくれた。僕たちにとっては良い週末だったと思う。数週間前のカナダのようにね。昨日の状況にはがっかりしたけど、今日のレースは運転していて楽しかったし、ホイール・トゥ・ホイールのバトルを楽しんでプッシュすることができた。シャルルは素晴らしい仕事をしていたし、週末を通してとても強かったので、残念に思う。全体的に、ある意味では満足で、ある意味で不満だ。今週末は2台揃って表彰台に立ち、どちらかは一番高いところに立てるはずだったからだ。マシンについては、何が必要かはわかっている。ダウンフォースがもっと必要だ。僕たちはここやカナダのようなトラックでは強いので、マシンを改善するために何をしなければならないのかわかっている。でも、それは簡単なことではないし、マシンは1日で完成しない。 マラネロのすべてのチームに感謝したい。彼ら全員が非常に情熱を注いでおり、マシンを改善させるために必死に取り組んでくれている。今年のフェラーリは間違いなくレースに優勝できるくらいに優れている」

5位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「簡単な一日ではなかったし、レースがスタートする前からここではトラブルに遭う可能性があることをわかっていた。今日は僕たちにとってオーバーヒートがかなり大きな問題であることが証明された。今週末はクルマのスピードが制限されていたように感じたし、他のクルマは僕たちほど苦しんでいなかったように思う。僕たちはそこを調べて修正していかなければならない。ブダペストのようなもっと暑いレースも控えているので、これを乗り越える必要があるし、さもなければ、僕たちにとって難し数レースになるかもしれない。それに縁石にフロントウイングを損傷してしまい、交換しなければならなかったことでちょっとタイムを犠牲にしてしまった。とにかくあまり良くない一日だったけど、それでも少なくとも5位でポイントを獲得することはできた」

6位:ランド・ノリス(マクラーレン)
「楽しいレースだった! 良いスタートが切って前に出ることができた。1周くらいほどメルセデスとフェラーリとバトルしたけど、その戦いからおりて、自分のレースを考えなければならなかった。最初のラップのターン4でアルファロメオ・レーシングが外側からパスしてきた。僕にできることはほとんどなかった。4番手に落ち、5番手に戻った後、それからマックスがしばらく後ろにいた。最初の数周はタイヤをセーブしてしっかりとコントロールして、必要なときにはプッシュして、自分のやるべきことをした。ギャップを広げて、ピットに入り、そこからはペースをコントロールした。僕はミディアムだったので、何ができるのか、スティントの最後にはどのタイヤがいいのかちょっと不安だった。最後の数周ではガスリーが追い上げていたけど、タイヤをセーブしてリスクを冒さず、やるべきことをやるだけだった。本当にプッシュしなければならないときにタイヤは残っていた。サーキットとファクトリーにいるマクラーレンのみんなに本当に感謝したい。今はホームでのレースが楽しみだよ!」

7位:ピエール・ガスリー(レッドブル)
「今日は厳しく、難しいレースだった。第1スティントではソフトタイヤで思うようなペースがなく、前のマシンにも引っかかってしまった。第2スティントでは序盤にプッシュしすぎて、ピットアウト後の2周を終えた時点でタイヤを傷めて大きなブリスターができてしまった。そこからはペースを上げられず、ランド(ノリス)を捕らえることができなかった。新たなアップグレードによりマックスがうまくいってよかった。素晴らしい仕事を成し遂げてくれたことがポジティブだし、次のシルバーストーンが楽しみだ。僕自身についてはパフォーマンスに満足できていないし、もっとレースをうまく進められればと思っている。僕には競争力があるけど、まだやるべきことが残っている。マシンから何を引き出せるのかをきちんと見つけられていないので、プッシュし続けていかなければならないけど、マシンがうまく機能しているのは分かったし、今後のレースに向けて、僕たちの方向性は正しいと思う。もっとたくさんのことを学ばなければならないし、チームメートのマックスからも得ることがあるはずだ。もっと結果を出したいし、僕にはそれができるはずだから、取り組み続けていく」

8位:カルロス・サインツ(マクラーレン)
「なんてレースだ! タフな週末、そして、19番手からスターティンググリッドのいtまでからリカバリーできたことに本当に満足している。昨日まではPUのペナルティのせいでフラストレーションを感じていたけど、今朝はその全てのフラストレーソyンレースのモチベーションに変えた。僕たちはとても力強いレースができたと思う。ミディアムで長いスティントを走り、それから適切なタイミングでハードに変えた。それからはオーバーテイクを繰り返してポイントまでたどり着いた。今日唯一残念だったのは、残り10周でガスリーをアタックし始めたときにフロントウイングにダメージを受けたことだ。僕のペースなら7位も取れていたかもしれないけど、ミスをしないように注意深くドライブしなければならかったし、最後は何とかライコネンの前に留まることができた。チームのみんなのために嬉しく思う。素晴らしいレース、素晴らしいリカバリー、そして再び、2台揃ってのポイント獲得。おめでとう」

9位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
「ポイントを獲得できたので満足できるし、チームにとって良い結果だ。良いスタートを切れたし、最初の数周はかなりいい感じだったけど、そこから少し難しくなっていった。周りのクルマに挑戦するには少しスピードが足りないと感じたし、スピードがあったときもタイヤに注意しなければならなかった。タイヤを十分に長持ちさせつつ、それでも十分に早く走るというバランスをとる行為だった。ちょっと残念だったけど、最終的には良い結果が得られたと思う。僕たちはまだ改善しなければならない。昨日の方が少し良かったと感じたけど、僕たちのパフォマンスは改善している」

10位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
「初ポイントを獲得できて本当にうれしい。最高の気分だし、肩の荷が下りた。今日はこれが最大限だったと思うし、2台がトップ10に入れたことに本当に満足している。昨日はとてもポジティブな予選だったけど、今日のレースはかなり難しかった。レースのほとんどでペレスが後ろにいて、プレッシャーがものすごかった。でも、このポイントをなんとしてでも欲しかった。今日は多くの作業が報われた気がしているけれど、前進し続けなければならない。フランス以降、正しい方向に進めているし、これを続けていきたい」

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カテゴリー: F1ドライバー | F1オーストリアGP