Sky F1 Italy、生放送で性差別的発言の解説者を停職処分
Sky F1 Italyは、スペインGPの週末に生放送で性差別的な発言があったとして、コメンテーターの2人を停職処分にしたと報じている。

レース終了後、スタジオのマッテオ・ボッビは、パドックにいるダビデ・バルセッキ(2012年GP2チャンピオン)に、後ろにいる女性を指して『アップグレードパッケージ』と呼んだ。

後ろをちらっと見た後、バルセッキは「もう知っているけど、テストはできないって言われたんだ」と語った。

バルセッキと一緒にパドックにいた女性レポーターのフェデリカ・マソリンは、すぐに話題を変えようと動いた。

「この2人の代わりに何かインタビューを見てもいい? カルロス・サインツの話を聞きましょう。二人は説教ですね」

現在、この2人は来週末のカナダGPの出場停止処分を受けたと報じられている。

バルセッキとボッビは、反発を受けた後、ソーシャルメディアにコメントを掲載し、謝罪している。

「日曜日のレース後、悪趣味なジョークのやり取りで、不適切で失礼な言葉を使ってしまい、本当に申し訳ありませんでした」とバルセッキは語った。

「だからこそ、気分を害した方々、女性、そしてSkyに謝罪したいと思います。本当に申し訳ありませんでした」

ボッビは「レース後、私は完全に不幸な形で出たジョークの主人公になってしまいました。意図したわけではありませんでしたが、一部の人々の感受性を傷つける不快な瞬間を生み出してしまいました。グラベルにはまってしまいました」

「私は決して無礼な人間ありません。不快に思われた方々に心から謝罪し、そして特に私の隣にいる美しい女性をはじめとする女性たちに対して、全面的かつ深い敬意を表明することで気分を害された方々に心よりお詫び申し上げます」

「10年間、今では家族同然のSkyの友人たちとF1の解説をしてきましたが、このような不愉快な状況に陥ったことはありませんでした」

「失敗から理解し、学び、またやり直すのだと私はいつも考えてきました。今回のことは、人間として、プロフェッショナルとして、さらに向上しようとする私を導いてくれるでしょう」

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カテゴリー: F1 / ダビデ・バルセッキ