カルロス・サインツJr. ペレスのキャデラックF1復帰を称賛「完全に値する」

ペレスは2025年限りでレッドブル・レーシングを離れた後、アメリカメーカーの新チーム「キャデラックF1」で再びF1グリッドに戻る。
サインツは「現代のF1で復帰できるドライバーはごくわずか」とし、ペレスをリカルドやヒュルケンベルグと並ぶ“再起組”のひとりとして称えた。
「チェコはこれまでのF1キャリアを通じて、ドライバーとしてもアスリートとしてもどれだけ才能があり、どれだけ強いかをすでに証明してきた」とサインツは語った。
「今、彼は“第2のフェーズ”を迎える準備をしている。それは彼にとって非常に刺激的なことだと思う」
さらにサインツは、F1における“復帰組”の希少さを強調した。
「2度目のチャンスを得られるドライバーはほんのわずかで、本当にF1に足跡を残した者だけだ。リカルド、ヒュルケンベルグ、そしてチェコのようにね」
キャデラック参入が生む“新たな競争軸”
サインツは、キャデラックF1チームの登場がF1の勢力図に変化をもたらすと指摘する。
「グリッドに2台のマシンが追加され、500人以上のスタッフを擁する新しいチームが加わる。それは全チームにとって大きな挑戦になるはずだ」と述べた。
キャデラックは2026年シーズンから正式参戦予定で、ペレスは同チームの初代エースとして起用される見通し。アメリカブランドのF1参戦は市場拡大の象徴であり、ペレスの“第2章”はF1の新時代を象徴する物語として注目を集めている。
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