カルロス・サインツ、ピエール・ガスリーのタイヤアドバインテージを心配
マクラーレンのカルロス・サインツは、F1アブダビGPの予選でトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーを上回ったことで、逆に戦略的に不利な立場に置かれているのではないかと心配している。

カルロス・サインツとピエール・ガスリーは、ドライバーズ選手権6位をかけて同ポイントで最終戦を迎える。ピエール・ガスリーはベストリザルトでカルロス・サインツを上回っており、サインツが逆転するには単純にガスリーより上位でポイントフィニッシュする必要がある。

「明日、チャンピオンシップで6位になれたら嬉しい。それを隠すつもりはない」とカルロス・サインツは語った。

「でも、6位を獲得する唯一の方法は、ポイントを獲得し、ピエールを上回ることだ。もちろん、最大ポイントを獲得してね」

カルロス・サインツは、Q3進出を果たしたため、Q3で使用済みソフトタイヤでスタートする必要がある。一方、ピエール・ガスリーは、Q3に到達できなかったため、スタートタイヤを自由に選ぶことができる。

カルロス・サインツは、ピエール・ガスリーがミディアムでレースをスタートすると予想しており。パフォーマンス面で優位に立つこと心配している。

「中団のスターターには大きなアドバンテージがないことを期待している。そこが最大の疑問符だ」とカルロス・サインツはコメント。

「彼らが大きなアドバンテージを持っている場合、トリッキーなレースになるだろう。でも、我々は彼らを上回る必要がある」

カルロス・サインツは、F1アブダビGPでフレッシュなタイヤでスタートすることがどれほど有益であるかを経験から知っていると語る。

「昨年、僕はミディアムでスタートして、“ベスト・オブ・ザ・レスト”でフィニッシュした」とカルロス・サインツはコメント。

「その戦略は明らかに機能するし、中盤での戦いに勝つことができる。そして、彼らが良い仕事をすれば、僕が昨年11番手からスタートしたときのようにミッドフィールドで勝つことができるかもしれない。彼らにそうさせないようにする必要がある」

「どうやって? 正直なところ、現時点ではわからない。でも、可能な限り最高のスティント、タイヤ管理、戦略をまとめて、彼らにやられないようにしたい」

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カテゴリー: F1 / カルロス・サインツJr. / F1アブダビGP / ピエール・ガスリー