F1見聞録:ジェンソン・バトンは最も過小評価されたF1ドライバー
ルノーのF1ドライバーであるダニエル・リカルドは、2009年のF1ワールドチャンピオンであるジェンソン・バトンは最も過少評価されたF1ドライバーだとし、その根拠としてルイス・ハミルトンを上回った2011年のパフォーマンスを挙げた。

ジェンソン・バトンは、ホンダのF1撤退を受けて誕生したブラウンGPで2009年にF1ワールドチャンピオンを獲得。ホンダが開発していたダブルディフューザーを搭載したシャシーにメルセデスのF1エンジンを搭載したBGP001は圧倒的な強さをみせた。

その後、2010年にジェンソン・バトンはマクラーレンに移籍してルイス・ハミルトンと3シーズンを過ごした。2011年には270ポイントを獲得して227ポイントのルイス・ハミルトンを上回った。

ダニエル・リカルドは、2011年のシーズンのジェンソン・バトンにF1ワールドチャンピオンの実力を見たと語る。

「どうすればワールドチャンピオンを過小評価できる? まぁ・・・ちょっと聞いてほしい」とダニエル・リカルドはソーシャルメディアチャネルで公開している日記で語った。

「ジェンソンはF1で素晴らしい年月を過ごてきたけど、2011年に彼がマクラーレンでルイスハミルトンとチームメイトだったとき、彼を正々堂々彼に勝った。それは簡単なことではない。僕たち全員が知っているようにね。それが彼をリストに入れた理由だ」

「彼は鈴鹿のような“リアル”なサーキットで彼を打ち負かした。その年の彼のレースペースは…2011年は彼のベストだったと思う」

また、ダニエル・リカルドは、ジェンソン・バトンのF1レースへのアプローチを称賛。また、2011年のF1カナダGPでの勝利はF1史上最も劇的な勝利のひとつだした。

「ジェンソンは他のほとんどの人とも異なっていた。彼は周りに良いクルーがいて、控えめで、メンテナンスが少なく、とにかく物腰が柔らかくて、要領がよかった」

「今でも彼はあまりウェットではない、あまり乾いていないコンディションという大ざっぱな天候では僕が見た中でベストだ。そして、2011年のカナダでの勝利は、私がキャリアを始める2レース前だったけど、実際にはこれまでのF1史上のベストレースの1つだった」

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カテゴリー: F1 / ジェンソン・バトン