ジェンソン・バトン
ジェンソン・バトンは、F1での将来の決定は目前だと述べ、2016年もレースをするのであれば、それはマクラーレンとだけだと語った。

F1グリッドで2番目に年長のジェンソン・バトン(35歳)は、来年もF1を戦うか、もしくは16年のF1キャリアを終えるかの決断が迫っている。

「僕たちはまだそこにはいない」とジェンソン・バトンは Reuters はコメント。

「F1でこのような長いキャリアを過ごしているだけでなく、特定のチーム、マクラーレンと長いキャリアを過ごしているときは、いつだって難しい状況だ」

「どこに進むのであれ、簡単な決断ではないけど、今後数週間でみなさんにお知らせできることを願っているよ」


ジェンソン・バトンの将来は、競争力のホンダエンジンを搭載するマシンでの期待はずれのシーズンの後、推測の的となった。今シーズンのジェンソン・バトンの最高位は8位であり、12戦中7戦しか完走できていない。

しかし、ブラウンGPでワールドチャンピオンを獲得した後、2010年にマクラーレンに加入したジェンソン・バトンは、決断できないのは今シーズンのチームのパフォーマンスとは関係ないと述べた。

「あまり多くの詳細を伝えることはできないけど、誰が決断するかに関係なく、自分の人生に目をむけていかなければならないのは明かだ」

「僕は長い間F1でレースをしてきたけど、まだモーターレースとF1に大きな愛情を持っている」

「もし、来年や将来もF1でレースをするなら、マクラーレにいたい。何年も過ごしてきたチームだし、素晴らしい時間だけじゃなく、良くない時間も通り抜けてきた」

「ここにいたいのは確かだけど、もう一度話をして、全員が同じページにいることを確認する必要があることがある」

今シーズン序盤、いくつかのメディアは、ジェンソン・バトンが2010年にF1デビューを果たしたウィリアムズへ復帰すると推測していた。しかし、ウィリアムズは2016年もドライバーラインナップを継続することを発表したことで、その噂は終結した。

他のチームも連続性を選んでおり、ジェンソン・バトンの将来は、マクラーレンがF1シートを与えたがっている育成ドライバーのケビン・マグヌッセンとストフェル・バンドーンとの話に焦点は移動した。

来年走るかどうかに関係なく、ジェンソン・バトンはその時が来たら、テレビなどでF1に関与したいと語った。

「僕はスポーツが大好きだし、まだみんなに見てもらえてなかったり、何が起きているのか理解してもらえてないエリアがたくさんあると思う。僕たちはスポーツをかなり複雑なものにしたからね」

「自分はその状況に役立てると感じているし、それはかなり楽しいだろうと思う。ジャナリストの話を聞くと、誤った認識をしていることが多いので、ドライバーの観点からF1を伝えることは実際に素晴らしいことだろうと思う」

「でも、今後やりたいことはたくさんあるし、F1について解説することでそれを狭めることはできない」

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カテゴリー: F1 / ジェンソン・バトン / ホンダF1 / マクラーレンF1チーム