ジェンソン・バトン レッドブルF1不振に辛辣「速いクルマを作れ」

2026年シーズン序盤、レッドブルはプレシーズンテストでは好印象を残したものの、実戦では安定したパフォーマンスを発揮できていない。特に中国GPではハースF1チームやアルピーヌの後塵を拝する場面も見られ、戦力の軸に揺らぎが生じている。
バトンが突いた核心「速いクルマを作れ」
バトンはスカイスポーツF1で現状について問われ、次のように語った。
「もっと速いクルマを作ることだ。それがすべてだ」
「彼らはまだレギュレーションを理解している最中で、クルマの微調整も続けている。今シーズンは例年以上に多くのアップグレードが投入されるはずだし、チーム内部でも改善の余地は常にある」
「重要なのは、自分たちが何を持っているのか、どんなツールがあるのかを理解し、それを最大限に引き出すことだ」
単純な言葉ながら、レギュレーション初年度に直面する本質的な課題を突いた発言だ。
シャシー問題を指摘 チャンドックも同調
同じくスカイスポーツF1で解説を務めたカルン・チャンドックは、問題の焦点がパワーユニットではなくシャシー側にあると指摘する。
「マックスやレッドブルについては、新しいパワートレインメーカーという点ばかりが注目されてきた」
「しかし実際には、シャシーのほうが少し苦戦しているように見える。マシンバランスが整っていないし、上海では空力性能に苦しんでいたことが明らかだった」
レッドブルはフォードと提携し、自社製パワーユニットの初年度を迎えているが、その完成度は想定以上とも評価されている。
「PUは想定以上」評価が示す現状
バトンもパワーユニットの出来については一定の評価を与えている。
「実際には、パワーユニットのほうが印象的だと言えるだろう。ゼロからスタートして、あれだけ競争力のあるものを作り上げたのだから」
「おそらく、クルマ本体よりも良いパフォーマンスを見せている」
一方でチャンドックは、プロジェクトの進展自体には驚きを示しながらも、パッケージ全体としては改善が必要だと指摘した。
「4年前は仮設のオフィスに机が5つあるだけの状態だったことを考えれば、ここまで来たのは非常に印象的だ」
「ただしパワーユニット単体ではそれほど遅れているわけではないが、パッケージとしては前進する必要がある」
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