岩佐歩夢 SF第3戦予選PP「F1に近いフォーマットはすごく良い経験」

今回の予選では、2021年以来となるQ3実施のノックアウト方式が採用され、F1に近いフォーマットが導入された。その中で岩佐歩夢は、初のQ3挑戦で結果を残し、その経験自体にも大きな価値を見出している。
岩佐歩夢「F1に近いフォーマットはすごく良い経験」
岩佐歩夢は予選を振り返り、まず率直な喜びとともにチームへの感謝を口にした。
「ポールポジションは本当に率直に嬉しいですね。今日は走り出しから良いフィーリングがあったんですけれども、それをそこからさらに研ぎ澄ましていくことができて、そのパフォーマンスを引き出してくれたエンジニア、メカニック、チームのみなさんにまずは感謝したいです。乗っていて“これはいけるな”というフィーリングを本当に感じるパフォーマンスがあって、それをQ3で自分自身もしっかりと良いラップを刻んでクルマのパフォーマンスを出すことができたというところに一番喜びを感じています」
さらに今回導入されたQ1〜Q3形式については、F1に通じる要素を実戦で体験できた点を強調した。
「(Q3は)初めてだったので、少しチャレンジだなと思っていました。Q1、Q2、Q3の間の時間が10分だったり、クルマに乗り込んだ状態でQ3まで行くというところは、今のF1と同じようなフォーマットで、自分としてもすごく良い経験になったと思っています。そのなかで、初めてのQ3でしっかりと結果を出せたことは良かったと思います」

全セッショントップで証明した対応力
実際の走りも、その言葉を裏付けるものだった。Q1では1分26秒524、Q2でも1分26秒419と連続トップ通過を果たすと、Q3では唯一の1分25秒台となる1分25秒866を記録。全セッションで最速という形でポールを決めた。
短いインターバルの中でコンディションを読み、タイヤの使い方を最適化しながらラップをまとめ上げる必要がある今回のフォーマットにおいて、その対応力は際立っていた。
決勝へ「不安定な天候を想定して準備」
一方で岩佐歩夢は、決勝に向けて気を緩めることはない。天候の変化を見据え、冷静に準備の重要性を語っている。
「明日の決勝は天候が不安定な状況になるのは見えているので、いろいろなケースを想定した準備を入念にして、明日は明日で挑みたいと思います」
初のQ3導入という新しい状況の中で結果を残した今回のポールポジションは、単なる速さだけでなく、変化への適応力も示す内容となった。決勝では、その強さをどこまで結果につなげられるかが問われる。
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