岩佐歩夢 レッドブルF1のテストに参加「8カ月間の成長を確かめられた」

岩佐歩夢は、2025年F1シーズン終了直後に開催されたアブダビのポストシーズンテストでレッドブルRB21で121周を周回し、1分24秒925の5番手タイムを記録した。金曜にレーシングブルズで走行した流れから続く形でのテストとなり、長いシーズン終盤でも精力的に走り込みを実施した。
レッドブルはこの日、アイザック・ハジャーが2026年ピレリタイヤテストを担当し、岩佐歩夢がヤングドライバーテスト枠としてRB21で現行タイヤを使用。両名がそれぞれ異なるプログラムでデータ収集を担った。
岩佐歩夢は「今日はポストシーズンテストで多くの周回を重ねることができて、再びオラクル・レッドブル・レーシングと一緒に仕事ができてとても良かったです。金曜日にはビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズでここを走っていたので、またすぐにコースに戻れたのは嬉しかったです」とコメント。
「とても長いシーズンで、テストはすぐにやってきますが、来年は新レギュレーションでとても重要な一年になるので、みんな重要なデータを集めることに集中していました」
「今シーズンはいくつかのF1テストに参加することができましたし、バーレーンではFP1でRB21を走らせたので、またこのクルマに戻ってきて、8カ月間で自分のドライビングがどう成長したのかを確かめられたのも良かったです」
「チームがこのデータを活用できればと思いますし、周回を重ねることができて良かったです」

チーム側も岩佐歩夢の貢献を高く評価している。レッドブルのパフォーマンスエンジニアリング責任者ベン・ウォーターハウスは「歩夢はヤングドライバーテストでRB21を走らせ、プログラムを問題なく完了し、詳細なフィードバックを届けてくれた」とコメント。
「チームにとっても2026年に向けたシミュレーション精度向上に繋がる重要な一日となった」
レッドブルは今回のテストで得たデータをミルトンキーンズへ持ち帰り、7週間後のバルセロナテストに向けて解析を進める予定だ。
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