アウディF1 日本市場で本格始動 鈴鹿や全国ディーラーでファン施策

2026年シーズンからアウディはワークスチーム「Audi Revolut F1 Team(アウディ・レボリュートF1チーム)」としてF1に初参戦する。
イベントではブランドディレクターのマティアス・シェーパースが登壇し、2030年までのタイトル獲得を目指す「Mission 2030」ロードマップとともに、F1参戦をブランド革新の中核プロジェクトとして位置づける方針を説明した。
「アウディの新しいスポーツストーリーがいよいよ始まります」とマティアス・シェーパースは述べ、F1参戦は単なるレース活動にとどまらず、ブランド全体の技術革新と成長を牽引する取り組みであると強調した。
日本グランプリと全国ディーラーでF1プロモーション
イベントでは日本国内での具体的なマーケティング施策も発表された。
2026年F1日本GP(3月27~29日・鈴鹿サーキット)では、サーキット内のFAN ZONEにブランドブースを出展し、RS e-tron GT performance exclusive editionを展示する予定だ。
さらに全国の主要ディーラーではAudi F1のブランディングツールを導入し、ショールームをF1カラーで装飾する。来場者にはレース開催国にちなんだスイーツを提供するなど、シーズンを通じてF1の熱気を体験できる施策を展開する。
また、ラジオ局J-WAVEとのタイアップ企画として、全11回のポッドキャストシリーズ「RACING FOR PROGRESS supported by Audi」を配信。Audi Revolut F1 Teamのレースの舞台裏や技術背景、チームストーリーなどを紹介し、ファンとの接点拡大を図る。
これらの取り組みは、アウディジャパンの公式ウェブサイトやSNSなどを通じて年間を通じて発信され、F1参戦を軸としたファンエンゲージメント強化を進める。

F1初心者向けトークセッションも実施
イベント後半にはmotorsport.com日本版編集長の田中健一とモータージャーナリストの藤野太一が登壇し、「はじめてのF1」をテーマにトークセッションを実施した。
田中はF1がモータースポーツの最高峰であることや年間スケジュール、ポイントシステムなどの基本構造を解説するとともに、2026年F1レギュレーション変更についても説明した。
藤野は現地観戦の魅力について触れ、チームごとの世界観を体験できる非日常感やパドックツアー、ドライバーグリーティングなどの体験がF1観戦の大きな魅力であると紹介した。
さらにベルリンで行われたAudi Revolut F1 Teamの発表会での取材を振り返り、アウディの参戦に対する本気度を強く感じたと語った。
会場には、アウディが100年以上にわたり築いてきたモータースポーツの歴史を紹介する展示パネルのほか、アディダスと共同展開する「adidas × アウディ・レボリュートF1チーム」コレクションも展示された。
アウディはF1初参戦を契機に、日本の顧客やファンとの新たな接点を創出し、モータースポーツとモビリティを通じたプレミアム体験の提供を目指していくとしている。
カテゴリー: F1 / アウディ
