アウディF1 モナコGPで特別カラーリング タツィオ・ヌヴォラーリに敬意

2026年シーズンからF1に本格参戦しているアウディにとって、今回が初めての特別カラーリングとなる。ニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレトのマシンには、アウディの前身であるアウトウニオン時代の歴史を反映した特別なデザインが施される。
“空飛ぶマントヴァ人”への敬意
タツィオ・ヌヴォラーリは、第二次世界大戦前のモータースポーツ界で最も偉大なドライバーの一人として広く評価されている。
イタリア出身のヌヴォラーリは1930年代後半、アウトウニオンの「タイプD」を駆った。そのアウトウニオンこそが、後にアウディへと発展していくブランドの源流である。
ヌヴォラーリはキャリア通算24勝のグランプリ勝利を挙げたほか、ミッレミリアやル・マン24時間レースも制覇。1950年4月に現役を退いたが、その翌月にはシルバーストンでF1世界選手権初開催となる第1戦が行われている。
その卓越した走りから「空飛ぶマントヴァ人(The Flying Mantuan)」の異名で知られ、現在もモータースポーツ史に残る伝説的存在として語り継がれている。
アウディが受け継ぐアウトウニオンの歴史
今回の特別カラーリングは、単なるレトロデザインではない。
アウディは2026年からワークスチームとしてF1に参戦しているが、そのルーツは1930年代にグランプリレースを席巻したアウトウニオンにある。ヌヴォラーリはその象徴的な存在であり、モナコというF1を代表する舞台で歴史への敬意を示すことは、ブランドのアイデンティティを改めて世界へ発信する意味合いも持つ。
新レギュレーション下で苦戦が続くアウディだが、モナコGPではチームの原点を象徴する特別なカラーリングとともに歴史的な週末を迎えることになる。
Some nicknames become legendary.
— Audi Revolut F1 Team (@audif1_) June 4, 2026
Tazio Nuvolari aka “The Flying Mantuan” is part of our legacy and this yellow is our tribute.#ARF1 #Monaco pic.twitter.com/T8qCpxpNOo
カテゴリー: F1 / アウディ / F1モナコGP
