アストンマーティンF1 イギリスGP予選の件でストロールに戒告処分
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ランス・ストロールは、Q1でセルジオ・ペレスがコプスでコースオフし、セッションが中断された直後、赤旗状態でピットレーンを出たことでスチュワードに呼び出された。
スチュワードは、路面が乾くにつれてスリックタイヤに交換した後、ストロールがピットボックスを離れたとき、赤信号に反応する時間はわずか0.8秒だったと結論付けた。
この短い時間はスチュワードによって考慮され、また、トラックが赤旗で中断されていたため、ストロールは何もアドバンテージも得なかったことも指摘された。
しかし、ドライバーには常にシグナルに従う責任があることも指摘され、ストロールには今シーズン2度目の戒告処分が下された。
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一方、アストンマーティン自体は、ペレスの赤旗下でコースに戻るのを待つ間、ピットレーンのファストレーンでフェルナンド・アロンソの車に作業を行ったと判断されたが、ペナルティを免れた。
AMR24マシンの後部にジャッキを置き、その位置を移動させたチームメンバーがいたことが判明し、これはマシン作業とみなされた。
この作業は、ピットレーンでの作業に対する「特別な例外」として、レースディレクターの指示には含まれていなかった。
その後、スチュワードは、レッドフラッグが提示されている最中にドライバーをファストレーンに移動させることは、各チームにとって一般的なプラクティスであり、この件に関しては「現在のところ規定は何も言及していない」と結論づけた。
アストンマーティンがセッションを遅らせたり、フェルナンド・アロンソに何らかの利益をもたらしたりすることはなかったため、ペナルティは科さないこととなった。
これにより、ランス・ストロールは8番グリッド、アロンソは10番グリッドからスタートすることになる。
カテゴリー: F1 / アストンマーティンF1チーム / フェルナンド・アロンソ / F1イギリスGP / ランス・ストロール