2008年12月のF1情報を一覧表示します。
デビッド・リチャーズ ホンダF1買収の最有力候補
2008年12月7日
デビッド・リチャーズが、ホンダF1チーム買収の最有力候補とみられており、早ければこの週末中にも契約が成立するのではないかとみられている。
デビッド・リチャーズは、ホンダ・レーシングF1チームの前身であるB・A・Rのチーム代表を務めていた人物。
デビッド・リチャーズが会長を務めるプロドライブは、2008年にF1参戦を狙っていた。しかし、マクラーレンのカスタマーシャシーを使用するという参戦計画が認められず、計画を断念していた。
デビッド・リチャーズは、ホンダ・レーシングF1チームの前身であるB・A・Rのチーム代表を務めていた人物。
デビッド・リチャーズが会長を務めるプロドライブは、2008年にF1参戦を狙っていた。しかし、マクラーレンのカスタマーシャシーを使用するという参戦計画が認められず、計画を断念していた。
小林可夢偉、GP2アジア第2戦で優勝
2008年12月7日
小林可夢偉が、GP2アジアシリーズ第2戦の第1レースで優勝を果たした。
小林可夢偉は、昨季のGP2アジアシリーズで2勝、欧州GP2シリーズでも1勝を挙げているが、いずれも第2レースでの勝利であり、第1レースでの勝利は初めて。日本人としても、GP2での第1レース勝利は初となる。
この勝利で、小林可夢偉は1位の10ポイントにポールポジションの2ポイント、ファステストラップの1ポイントを加えることとなり、ランキングでも首位へと浮上した。
小林可夢偉は、昨季のGP2アジアシリーズで2勝、欧州GP2シリーズでも1勝を挙げているが、いずれも第2レースでの勝利であり、第1レースでの勝利は初めて。日本人としても、GP2での第1レース勝利は初となる。
この勝利で、小林可夢偉は1位の10ポイントにポールポジションの2ポイント、ファステストラップの1ポイントを加えることとなり、ランキングでも首位へと浮上した。
ニック・フライ 「すでに3件の買収オファーがある」
2008年12月7日
ホンダ・レーシングF1のニック・フライは、ホンダがF1撤退を発表して以来、既に3つの“信用できる”チーム買収のオファーがあったと語る。
「短い時間しかない。しかし、ここ12時間で、チームを買いたいという真剣な問い合わせが3件あった」
「彼らは外国人だ。それ以上は言えない」
「ここ数週間、何が起こるか様子を見てみるつもりだ。まだ我々がメルボルンにいれると期待している」
「短い時間しかない。しかし、ここ12時間で、チームを買いたいという真剣な問い合わせが3件あった」
「彼らは外国人だ。それ以上は言えない」
「ここ数週間、何が起こるか様子を見てみるつもりだ。まだ我々がメルボルンにいれると期待している」
トロ・ロッソ、来週ジェンソン・バトンをテストか
2008年12月7日
トロ・ロッソが、ジェンソン・バトンと接触を図っているようだ。
ホンダのF1撤退により、事実上F1シートを失ったジェンソン・バトン。情報筋によると、トロ・ロッソがジェンソン・バトンを来週のヘレステストに招くという。
ジェンソン・バトンとトロ・ロッソのチーム代表であるフランツ・トストは、ウィリアムズBMW時代の2000年にともに仕事をしており、トストはバトンを高く評価していることで知られている。
ホンダのF1撤退により、事実上F1シートを失ったジェンソン・バトン。情報筋によると、トロ・ロッソがジェンソン・バトンを来週のヘレステストに招くという。
ジェンソン・バトンとトロ・ロッソのチーム代表であるフランツ・トストは、ウィリアムズBMW時代の2000年にともに仕事をしており、トストはバトンを高く評価していることで知られている。
ジェンソン・バトン 「僕たちはポジティブでいなければならない」
2008年12月6日
ジェンソン・バトンは、ホンダのF1撤退にショックを受けつつも、チーム再建に向けてポジティブでいることを誓った。
ジェンソン・バトンは、ホンダ撤退のニュースが歓迎できないサプライズであったことを認めた。
「チームのみんなと同じ時に知ったんだ。だから、他のみんなと同じように大きなショックを受けたよ」
ジェンソン・バトンは、ホンダ撤退のニュースが歓迎できないサプライズであったことを認めた。
「チームのみんなと同じ時に知ったんだ。だから、他のみんなと同じように大きなショックを受けたよ」
佐藤琢磨、ホンダF1撤退は「とても悲しいニュース」
2008年12月6日
佐藤琢磨が、ホンダF1撤退のニュースを受けてコメントを発表した。佐藤琢磨は、ジョーダン、B・A・R、スーパーアグリと、これまでF1のキャリアすべてをホンダエンジンで戦い、B・A・R在籍時の2004年アメリカGPでは3位表彰台を獲得している。
佐藤琢磨
ホンダがF1から撤退するという報せを聞いて、とても残念に思うと同時に強いショックを受けています。自分がモータースポーツ界に足を踏み入れることができたのは、ホンダと鈴鹿サーキットで運営されているSRS-Fというレーシングスクールのおかげですし、そもそも自分がF1に興味を抱いたのは、1987年に鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GPでロータス・ホンダに乗るアイルトン・セナを見たのがきっかけでした。以来、自分のなかでホンダのモータースポーツに対するスピリットは絶対的なものとして生き続け、自分のF1におけるキャリアは常にホンダとともにあり続けてきました。
佐藤琢磨
ホンダがF1から撤退するという報せを聞いて、とても残念に思うと同時に強いショックを受けています。自分がモータースポーツ界に足を踏み入れることができたのは、ホンダと鈴鹿サーキットで運営されているSRS-Fというレーシングスクールのおかげですし、そもそも自分がF1に興味を抱いたのは、1987年に鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GPでロータス・ホンダに乗るアイルトン・セナを見たのがきっかけでした。以来、自分のなかでホンダのモータースポーツに対するスピリットは絶対的なものとして生き続け、自分のF1におけるキャリアは常にホンダとともにあり続けてきました。
ホンダF1撤退会見 「今でもF1をやりたいという気持ちは非常に強い」
2008年12月6日
ホンダの福井威夫社長は記者会見で、F1撤退の理由がチームの成績やF1の動向には関係なく、昨今の急激な経済状況の変化だと語った。
「今年の結果に関わらず、まったく関わらず決断しました」と福井社長は述べた。
「ファンの皆様には大変申し訳ないと思っていますが、状況を申し上げますと、自動車の販売だけでなくて、2輪車も含め、北米のみならず、世界中のマーケットが10月〜11月に入ってから、特に加速度的に減速しています。これはもう我々の想像をはるかに超えた、まったく先が見えないような状況だと思います。10月以前、少なくとも9月までの状況でこういう決断はたぶんしなかったと思います」
「今年の結果に関わらず、まったく関わらず決断しました」と福井社長は述べた。
「ファンの皆様には大変申し訳ないと思っていますが、状況を申し上げますと、自動車の販売だけでなくて、2輪車も含め、北米のみならず、世界中のマーケットが10月〜11月に入ってから、特に加速度的に減速しています。これはもう我々の想像をはるかに超えた、まったく先が見えないような状況だと思います。10月以前、少なくとも9月までの状況でこういう決断はたぶんしなかったと思います」
ホンダF1撤退会見 「第3期ホンダF1の成果」
2008年12月6日
ホンダの福井威夫社長が、第3期ホンダF1の活動を振り返った。
ここ数年は成績が低迷し、2008年は9位でシーズンを終えたホンダF1チーム。また最近では、ロス・ブロウン、ニック・フライ率いるイギリスのホンダ・レーシングF1が実質的な実権を握っており、ホンダとしての姿勢に対して疑問視する声も上がっていた。
「第3期の成果といたしましては、私自身、大変残念だし、きちんとした成果を得られない途中撤退という認識でいますが、あえて申し上げますと、やはり最高峰のF1というレースの場で8年間戦ってきた。例えそれがロス・ブロウンの指揮下にあったとしても、栃木研究所、ホンダのエンジニアがその最前線で、最高峰の技術あるいはレースの場で戦ってきたというのは、非常に大きなものだと思ってます」
ここ数年は成績が低迷し、2008年は9位でシーズンを終えたホンダF1チーム。また最近では、ロス・ブロウン、ニック・フライ率いるイギリスのホンダ・レーシングF1が実質的な実権を握っており、ホンダとしての姿勢に対して疑問視する声も上がっていた。
「第3期の成果といたしましては、私自身、大変残念だし、きちんとした成果を得られない途中撤退という認識でいますが、あえて申し上げますと、やはり最高峰のF1というレースの場で8年間戦ってきた。例えそれがロス・ブロウンの指揮下にあったとしても、栃木研究所、ホンダのエンジニアがその最前線で、最高峰の技術あるいはレースの場で戦ってきたというのは、非常に大きなものだと思ってます」
ホンダF1撤退会見 「チーム売却の可能性」
2008年12月6日
ホンダは、F1撤退記者会見で、英国のHonda Racing F1 Team、エンジンの供給を行ってきたHonda Racing Development Ltd.の売却についての見解を語った。
大島裕志モータースポーツ担当執行役員は、チームの具体的な売却先などの明言は避けたが、3月の開幕戦を考えると早急な決定が必要であるとの見解を述べた。
大島裕志モータースポーツ担当執行役員は、チームの具体的な売却先などの明言は避けたが、3月の開幕戦を考えると早急な決定が必要であるとの見解を述べた。