2008年10月のF1情報を一覧表示します。

セバスチャン・ブルデー、トロ・ロッソの早期決断を望む

2008年10月23日
セバスチャン・ブルデー
セバスチャン・ブルデーは、トロ・ロッソの上層部が2009年について優柔不断であることに懸念を示している。

F1で複雑なデビューシーズンを送っているセバスチャン・ブルデーは、アメリカから多くのオファーを受けており、彼の来年の決断を迫られている。

「トロ・ロッソのボスたちは、急いで僕の運命を決定するつもりはないようだ」

F1アブダビGP 開催サーキットの全容が明らかに

2008年10月23日
アブダビGP スケールモデル
2009年にUAEで初開催されるF1アブダビGPのF1レースの会場となるヤス・マリーナ・サーキットの全容が発表された。

まだ建設中のこの最新鋭サーキットのスケールモデルが、上海国際サーキットのパドックに展示された。

ハーバーサイドに建設されるヤス・マリーナ・サーキットでは、2009年のシーズン最終戦を11月15日に開催する予定。市街地レースは全く新しいレベルへと導かれることになる。何より目を引くのは併設されるヤス・マリーナ・ホテルで、レーストラックは文字通りホテルの中を通っている。このホテルは2つの建物から成り、その間の短い直線がコースの一部となるのだ。2つの建物をつなぐ橋の上から見るレースは壮観だろう。

ハミルトンの強さとフェラーリのチームプレイが印象的だったF1中国GP

2008年10月23日
F1 中国GP
ルイス・ハミルトンが、週末を完全に支配し勝利を飾ったF1中国GP。日本GPで失態をみせたハミルトンだが、上海では他を寄せ付けない力強いパフォーマンスをみせ、タイトル獲得へ向け7ポイント差へとリード広げた。

3回のフリー走行、予選の3セッション、そして決勝でファステストラップと、週末の全てセッションで最速タイムを記録したルイス・ハミルトン。今シーズン、ハミルトンが決勝レースでファステストラップを記録したのは、実はこの中国GPが初めて。チャンピオンシップの首位に立つドライバーが、これまでファステストラップを記録していなかったことは意外な事実といえる。

BMWザウバー、2009年マシンの開発は順調

2008年10月22日
BMWザウバー マリオ・タイセン
BMWザウバーは、中国GPを終えてチャンピオンシプでのタイトル獲得の可能性を完全に失った。しかし、チーム代表のマリオ・タイセンは、2009年マシンであるF1.09の開発が順調に進んでいることを明らかにした。

「順調に進んでいると思う。デザイン作業は、計画通りに進んでいる。また、トラック上でも空力開発を予定通りに終えようとしている」

ホンダ、若手ブラジル人ドライバーを起用か

2008年10月22日
ホンダの最有力候補とされるブルーノ・セナ
2009年のドライバーを発表していないホンダだが、若手ブラジル人ドライバーを起用するのではないかと言われている。

ホンダは来年、ブラジルの石油企業ペトロブラスとスポンサー契約を結ぶと見られている。ペトロブラスは、現在ウィリアムズとスポンサー契約をしている。

ホンダは、いまだアロンソの決定を待っているが、アロンソがホンダに来なかった場合、ペトロブラスは、ジェンソン・バトンのチームメイトとして若手ブラジル人を推すと思われる。

ブリアトーレ、「ブルデーはルノーにとって年齢が高すぎる」

2008年10月22日
セバスチャン・ブルデー
ルノーのチーム代表であるフラビオ・ブリアトーレは、セバスチャン・ブルデーが2009年にルノーのシートに座るとの推測を否定した。

フラビオ・ブリアトーレは、セバスチャン・ブルデーを「年齢が高すぎる」とコメント。

このブリアトーレのコメントは、来年のルノーのシートがひとつが空席であり、ルーカス・ディ・グラッシかロマン・グロージャンが座るのではないかという憶測を強めた。

レッドブルのテストドライバー候補にハイメ・アルグエルスアリ

2008年10月22日
ジェイミー・アルガシュアリ
レッドブルの2009年のテストドライバー候補としてハイメ・アルグエルスアリが有力視されている。

18歳のスペイン人ドライバーであるハイメ・アルグエルスアリは、レッドブルの支援ドライバーであり2008年のイギリスF3チャンピオン。

アルグエルスアリは、レッドブルのテスト兼リザーブドライバーであるセバスチャン・ブエミの後任として契約間近であると報道された。

フォース・インディアとマクラーレンの契約間近か

2008年10月22日
来年のフォース・インディアはマクラーレンのマシンを使用?
フォース・インディアとマクラーレンとのパートナーシップがほぼ確実になったようだ。

マクラーレンのチーム代表ロン・デニスは、中国GPで、フォース・インディアと技術的パートナーシップについて交渉しているが最終的な契約はまだ結んでいないと述べていた。

しかし、チーム代表会議での他のチーム代表の話を聞くと、状況はかなり明確なようだ。

FIAとFOTAがコスト削減に合意

2008年10月22日
マックス・モズレー
FIAと、F1に参戦する全10チームからなるFOTAがジューネーブで会議を開き、F1におけるコスト削減に合意したことを発表した。

ジュネーブの会議にはFIAから会長のマックス・モズレー、FOTAから会長のルカ・ディ・モンテゼーモロ(フェラーリ)および副会長のジョン・ハウエット(トヨタ)が出席。2009年および2010年に向けた大幅なコスト削減に同意した。
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