アブダビGP スケールモデル
2009年にUAEで初開催されるF1アブダビGPのF1レースの会場となるヤス・マリーナ・サーキットの全容が発表された。

まだ建設中のこの最新鋭サーキットのスケールモデルが、上海国際サーキットのパドックに展示された。

ハーバーサイドに建設されるヤス・マリーナ・サーキットでは、2009年のシーズン最終戦を11月15日に開催する予定。市街地レースは全く新しいレベルへと導かれることになる。何より目を引くのは併設されるヤス・マリーナ・ホテルで、レーストラックは文字通りホテルの中を通っている。このホテルは2つの建物から成り、その間の短い直線がコースの一部となるのだ。2つの建物をつなぐ橋の上から見るレースは壮観だろう。

マリーナに隣接するこのサーキットからは、停泊する数々のヨットが見える。レースの開催される週末には、驚くくらいに多くのヨットが集まるに違いない。また、グランドスタンドは全て屋根で覆われ、まさしく他に類のないサーキットとなっている。

展示されたスケールモデルを見たフライCEOは「素晴らしい」サーキットだと感想を述べた。

「まさにワールドクラスの施設が作られようとしていることについて、ヤス・マリーナ・サーキットとアルダール・プロパティーズの幹部の方々に祝福の言葉を送りたい。このサーキットはF1施設の新たな基準となるはずで、2009年のレースが今からとても楽しみだ」

「伝統あるサーキットを守ることとのバランスをとる必要はあるが、F1を新たな地域に拡大していくことは不可欠。中東ではF1が非常に好意的に受け入れられている。バーレーンGPが初めてカレンダーに加わってからの5年間は特にそうだ。アブダビはUAEのビジネス界の中心地として活気にあふれ、経済が急成長している。世界最先端の施設への投資が加熱傾向にあるのは、今日発表されたヤス・マリーナの開発計画を見れば明らかだ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / F1関連 / F1アブダビGP