アントネッリ F1母国初レースへ覚悟と誇り「家から30分の本当のホーム」
アンドレア・キミ・アントネッリは、F1デビュー以来初となる母国グランプリに臨む今週末のF1エミリア・ロマーニャGPについて、「感情的にも精神的にも消耗する」週末になると予想しており、エネルギー管理の重要性を強調した。また、彼のモーターホームの部屋にはルイス・ハミルトンからの手書きメッセージが残されており、それを初めて読む機会もあったという。

メルセデスからF1参戦7戦目を迎えるアントネッリは、2021年のアントニオ・ジョビナッツィ以来、地元イタリアのファンの前でレースをする初のイタリア人ドライバーとなる。この重圧にもかかわらず、18歳のルーキーはファンに喜んでもらえるような走りを届けたいと語っている。

「F1ドライバーとして母国レースを迎えるのは本当に特別な気分だよ」と語るアントネッリは、次のように続けた。

「モンツァもあるけど、ここ(イモラ)は自宅から30分くらいの距離だから、本当の意味でのホームレースだと思ってる。コースもすごく好きだし、チャレンジングだけど、昔ながらのサーキットで走っていてとても楽しい」

「今週末はとても特別なものになると感じてる。イタリアのファンの前で、そして家族や友人たちの前で走るのは本当に楽しみだ。きっとハードな週末になると思うけど、明日走るのが待ちきれないよ」

アンドレア・キミ・アントネッリ F1 エミリア・ロマーニャGPアントネッリは「特別な週末」になると語り、母国ファンの前での走行を心待ちにしている

母国グランプリがもたらす高揚と緊張の中で、マイアミのスプリント予選でF1史上最年少ポールポジションを獲得したアントネッリは、今週末を通してどのようにエネルギーを保つかについても語った。

「間違いなく、今週末は感情的にも精神的にもハードになると思う」とルーキーは述べた。

「ホームレースで、イタリアのファンの前で、家族や友人も来るから、エネルギーをどう管理するかがすごく重要になる。無駄なところで体力や気力を使わず、必要なときに集中できるようにしていくよ」

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カテゴリー: F1 / アンドレア・キミ・アントネッリ / メルセデスF1 / F1エミリア・ロマーニャGP