F1アメリカGP 予選 ハイライト動画:角田裕毅は13番手

4度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンは、Q3の1回目の走行で1分32秒510を記録。このタイムでランド・ノリス(マクラーレン)に0.291秒の差をつけ、首位を確保。スプリントを制した勢いをそのままに、日曜の決勝でも最前列からレースをリードすることになる。
選手権リーダーのオスカー・ピアストリ(マクラーレン)は終始リズムを掴めず、6番手にとどまった。
Q1は波乱の幕開け、ハジャーがクラッシュで赤旗
予選は序盤から波乱に満ちていた。Q1ではレーシングブルズのアイザック・ハジャーがターン6でクラッシュし、赤旗が提示された。高速のエッセ区間でマシンのコントロールを失い、バリアに激突。セッションは一時中断となった。
その後の再開後もトラックリミット違反が相次ぎ、終盤にはランス・ストロール(アストンマーティン)とアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)のラップタイムが削除。両者はグリッド後方に沈んだ。
角田裕毅はQ2進出、堅実なパフォーマンスを発揮
角田裕毅(レッドブル・レーシング)はQ1を危なげなく突破し、Q2進出を果たした。序盤の混乱を避けながら確実にタイムを重ね、中団上位で安定したパフォーマンスを見せた。Q2ではわずかにトップ10進出を逃したものの、マシンの安定感とレースペースに手応えを感じさせる内容だった。
週末を通してコンディションが大きく変化する中でも、角田裕毅は冷静に走行を重ね、決勝に向けて好材料を残した。
レッドブルの完璧な週末へ、フェルスタッペンが再び主導権
スプリントに続くポール獲得で、フェルスタッペンはアメリカGP週末を完全に支配している。チームの計時ミスによって2回目のアタックを逃したものの、1本目の完璧なラップで再びその強さを証明した。
マクラーレン勢がやや不安定な仕上がりを見せる中、フェルスタッペンとレッドブルは日曜の決勝でも優勝候補の最有力としてグリッド最前列に並ぶ。
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