角田裕毅が7位入賞…F1アメリカGP スプリント 結果・タイムシート
2025年F1アメリカGP スプリントの結果・タイムシート。現地時間10月18日(土)にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで2025年のF1世界選手権 第19戦 アメリカグランプリのスプリントレースが行われた。

優勝はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。2位にジョージ・ラッセル(メルセデス)、3位にはカルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は7位で2ポイントを獲得した。

フェルスタッペンがCOTAで3連勝
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がスプリント決勝を制し、オースティンで3年連続となるスプリント勝利を飾った。ポールスタートから終始レースをコントロールし、ジョージ・ラッセル(メルセデス)とカルロス・サインツ(ウィリアムズ)を抑えてトップチェッカー。角田裕毅(レッドブル)は18番手スタートから7位入賞を果たし、2ポイントを獲得した。

スタート直後にマクラーレン勢が同士討ち、波乱の幕開け
フォーメーションラップを終えた19周のスプリントは、フェルスタッペンが完璧なスタートを決める一方、1コーナーでオスカー・ピアストリがニコ・ヒュルケンベルグに追突され、ランド・ノリスと接触。マクラーレンの2台はともにリタイアとなり、早々にセーフティカーが導入された。

デブリ散乱でセーフティカー長引くも、角田が混乱をすり抜ける
序盤の接触によるパーツがコース全体に広がり、セーフティカー先導が続いた。角田裕毅はデブリを踏みながらもダメージを抑え、隊列の中でポジションを上げる。3周目時点で7番手に浮上し、リスタート後も冷静に走行を重ねた。

フェルスタッペンvsラッセル、ターン12で激しい攻防
レース再開後、ラッセル(メルセデス)はDRS圏内でフェルスタッペンを猛追。ターン12で一度仕掛けたが、両者ともにコース外へはみ出し、順位変動なし。フェルスタッペンはトラクションの優位を活かして首位を死守した。

リアグリップに苦しむフェルスタッペン、それでも主導権維持
中盤、フェルスタッペンは高温の路面によりリアのグリップ低下を訴えるが、ラッセルのタイヤが先に消耗し、ギャップを広げる。後方ではハミルトンがルクレールを抜き、サインツを追撃する展開となった。

ベアマンとアントネッリが白熱バトル、ペナルティで決着
終盤、最後のポイント圏を懸けてハースのオリバー・ベアマンとメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが激しく争う。ベアマンはコース外走行での防御により10秒ペナルティを受け、アントネッリが8位の1ポイントを獲得した。

ストロールとオコンの接触で再びセーフティカー、スプリントはSCフィニッシュ
17周目、ターン1でストロール(アストンマーティン)がオコン(ハース)に突っ込み、両者リタイア。再度セーフティカーが導入され、19周でレースはそのまま終了。フェルスタッペンが3連勝を決め、ピアストリとの差を55ポイントに縮めた。

2025年F1アメリカGP スプリント 結果・タイムシート

順位NoドライバーチームGAPINTPOSPIT
11マックス・フェルスタッペンレッドブル  - 0 
263ジョージ・ラッセルメルセデス  ↑ 3 
330カルロス・サインツJr.ウィリアムズ  ↑ 4 
444ルイス・ハミルトンフェラーリ  ↑ 4 
516シャルル・ルクレールフェラーリ  ↑ 5 
623アレクサンダー・アルボンウィリアムズ  ↑ 3 
722角田裕毅レッドブル  ↑ 11 
812アンドレア・キミ・アントネッリメルセデス  ↑ 3 
955リアム・ローソンレーシングブルズ  ↑ 6 
1010ピエール・ガスリーアルピーヌ  ↑ 3 
1198ガブリエル・ボルトレトザウバー  ↑ 9 
126アイザック・ハジャーレーシングブルズ  - 0 
1327ニコ・ヒュルケンベルグザウバー  ↓ 91
1443フランコ・コラピントアルピーヌ  ↑ 31
1587オリバー・ベアマンハース  ↑ 1 
DNF18ランス・ストロールアストンマーティン  ↓ 21
DNF31エステバン・オコンハース  ↑ 2 
DNF81オスカー・ピアストリマクラーレン  ↓ 15 
DNF14フェルナンド・アロンソアストンマーティン  ↓ 13 
DNF4ランド・ノリスマクラーレン  ↓ 18 


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カテゴリー: F1 / F1アメリカGP / F1レース結果