アルファタウリF1 元アルピーヌのアラン・パーメイン獲得との報道
元アルピーヌF1チームのスポーツディレクターであるアラン・パーメインが、リブランディングされるスクーデリア・アルファタウリに加入するとAutosportが報じている。

アラン・パーメインは、ベネトン、ルノー、ロータス、そして最近ではアルピーヌと、さまざまな形態でエンストンに34年間在籍したF1界ではよく知られたベテランだ。

しかし、アルピーヌF1チームでチーム代表のオトマー・サフナウアーがチームを去るという組織改革をきっかけに、昨年末にパーメインもチームを去った。

ミハエル・シューマッハとフェルナンド・アロンソとともに“チーム・エンストン”でタイトル獲得に貢献したパーメインのF1での豊富な経験は、彼が契約可能な状態になれば、常に他チームのターゲットになることを意味していた。

チーム内のスタッフ変更の可能性についてアルファタウリからの正式な確認はなされていないが、motorsportはパーマメインが同チームでの役割にラインナップされている可能性があると見ている。

昨年、クリスチャン・ホーナーから絶賛されたペルマーネが、リブランディングしてグリッドでの順位を上げることを目指すレッドブル傘下のチームに抜擢されることは大きな驚きではない。

スクーデリア・アルファタウリ

パーメインがアルピーヌF1チームから解雇されたことを受けて、レッドブル・レーシングのF1チーム代表であるホーナーは称賛の言葉を述べていた。

「アラン・パーメインはF1のロック(信頼できる人)の一人だ」とホーナーは語った。「彼はF1界で最も長い歴史を持つシニアエンジニアの一人であり、多くの知識を持っている」

「あそこの経営陣の再編成の内情は知らないし、そこには非常に尊敬に値する人たちがたくさんいる。そして間違いなく、そのような年功序列の人物を軽視すべきではない」

ホーナーはまた、パーメインがすぐにパドックに戻ると考えるのが論理的だとも示唆した。

「アラン・パーメインと仕事をしたことはないが、34年間もハードワークを続け、ミハエル・シューマッハやフェルナンド・アロンソとともにワールドチャンピオンに輝いた人物には敬意を払うべきだと思う」とホーナーは語った。

「彼はまた、チームが管理下に入ったり、管理から外れたり、所有者が変わったりした時期にも、安定した手腕を発揮してきた」

「彼はその期間中、常にそこにいた。彼はオトマーと同じように仕事を失うことはない男だと確信している」

「ピットレーンで彼らを見るのはこれで最後にはならないだろう」

スクーデリア・アルファタウリは今年、元フェラーリのレーシングディレクターであるローラン・メキースを新チーム代表に迎え、ピーター・バイエルCEOとともにリブランディングを行う予定だ。

チームは2024年のF1マシン発表に先立ち、まったく新しい名称とスポンサーポートフォリオを発表する予定だ。

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ