アルファタウリの2023年F1シーズン後半の急上昇にライバルチームが不満
スクーデリア・アルファタウリのシーズン終盤のパフォーマンスの急上昇が、ライバルのF1チームの注目を集めている。

ピーター・バイエルとローラン・メキースを新チーム代表に迎え、2024年に向けてチームのフルブランディングを行うレッドブルのセカンドF1チームは、数レース前から突然スピードアップを始めた。

長らくチーム代表を務めたフランツ・トストはアブダビでの最終戦の序盤、「フロアが機能することを願っている。私にとって興味深いのは新しいフロアとディフューザーだけだ」と語った

パドックでささやかれているところによると、2つのF1チーム間の「相乗効果」を高めるというチームオーナーであるレッドブルの目標が、アルファタウリに非常に効果的なアップグレードの流れをもたらしていることを示唆している。

マクラーレンのチーム代表であるアンドレア・ステラは「彼らは今やスローコーナーの主役だ」と強調した。

2024年シーズンでは、レッドブルとアルファタウリは、F1レギュレーションが許す限り緊密に協力することになっているが、先日の会議では他チームが提携の範囲を制限する新たなルールを求めたと報じられている。

トストは以前にも同じような問題を経験したことがあると言う。

「2005年にディディ・マテシッツが私に『フランツ、君はイタリアに行ってこれを作るだだ』と言った」とトストはKronen Zeitungに語った。

「哲学は明白だった。レッドブル・テクノロジーの相乗効果を利用して若いドライバーを登用し、そのドライバーたちがレッドブル・レーシングに移籍してレースやチャンピオンシップで勝つ。そして、私たちはそれが得意だった。おそらく良すぎた」

「というのも、2008年にセバスチャン・ベッテルとともにモンツァで優勝したとき、各チームは興奮し、我々に独自にマシンを作るよう要求してきた。もちろん、それは大きな挑戦だった」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ