アルファタウリF1代表のフランツ・トスト、2026年までの引退を示唆
スクーデリア・アルファタウリのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、自身のF1キャリアの終わりが近づいていることを認めている。

2023年のこれまでの大きな話題は、レッドブルがセカンドチームであるフランツ・トスト率いるアルファタウリのパフォーマンスに不満を抱いていることだ。

ファエンツァを拠点とするチームは、売却されるか、イギリスに移転されるか、少なくともメインチームのレッドブル・レーシングの技術サポートをより真剣に活用せざるを得ないという噂さえあるのだ。

「昨シーズンに満足できなかったことは周知の事実だ」とヘルムート・マルコはSky Deutschlandに語った。

「アルファタウリの空力的な側面からこれまで見てきたものは、我々が期待していたものでもない」

レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーである79歳のヘルムート・マルコは、アルファタウリは独自の設計にあまり頼らず、レッドブル・テクノロジーズズからより多くのパーツを取り入れるべきだと語った。

「何を変えるべきかを考えなければならない」とマルコは語った。

「我々が最高のマシンを持っているなら、アルファタウリはそれをベンチマークにしなければならない。なぜなら、多くのことをすることが許されているからだ」

「リアエンド全体、サスペンション、ギアボックス。レッドブル・レーシングのものをできる限り使うべきだ」

しかし、チームに何が起ころうとも、当初から指揮を執ってきたチーム代表のフランツ・トストが、今、キャリアを終えようとしていることは明らかなようだ。

「私に定年はない」とフランツ・トストはオランダのFormule 1に語った。

「しかし、100%確実なのは、70歳になったら、もうピットウォールにいないことだ」と67歳のトストは明かした。

「それはもう言える」

「70歳になる前にオーストリアに戻り、最後にまたスキーに行くつもりだ。もう3年もスキーをしていないのは時間がないからだ」

「スキーのベストシーズンは2月、3月だが、私も仕事も忙しい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ