アルファタウリ・ホンダF1代表 「角田裕毅のトライは正しい判断」 F1サウジアラビアGP 決勝
アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストが、F1サウジアラビアGPの決勝を振り返った。

F1サウジアラビアGPで、アルファタウリ・ホンダF1は角田裕毅が6位入賞。角田裕毅はセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)との接触によりフロントウイングを破損し、更に5秒のタイムペナルティを受け14位でレースを終えた。

「まず初めに、ジェッダでのこの最高のイベントの開催に際して、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子に祝意を表する。実に素晴らしいサーキットだった」とフランツ・トスト。

「しかしながら来年に向けての改善点があるとすれば、コーナーの増設だろう。そうすればアクシデントに巻き込まれたマシンも少なくなり、長時間の赤旗を避けることができると思う」

「我々に関しては、ピエールがP6からのスタートだったが、最初のスタートはあまり上手くいかず、ファーストラップは8位での通過。裕毅はP8からスタートし、彼もまたいくつか順位を落としてしまった。しかし赤旗に救われその後は少しポジションを取り戻すことができた」

「2回目の赤旗の際は、ピエールは特に良い仕事をしてくれたし、P6を取り戻してチェッカーフラッグが振られるまでその座を守ってくれた。素晴らしいレースを繰り広げ、またもや力強いパフォーマンスを見せてくれて最高だ」

「裕毅もファイナルスティントで多くの点を改善し、数台をオーバーテイクしてポジションをP9まで上げてくれたが、残念ながらその後コーナー1でベッテルと接触してしまった。彼のトライとオーバテイクは正しい判断であったと思っている。しかし結果的に接触し、フロントウィングにダメージを負ってしまうことになってしまった。その後はパーツの交換を余儀なくされ、マシンにハードタイヤを装着したが、その後は力強いラップタイムと共に良いレースを繰り広げてくれた」

「全体としては、ピエールが6位獲得、裕毅も週末を通して本当に素晴らしいパファーマンスを見せてくれたので、初めてのサウジアラビアは我々にとって良い経験となった。アブダビでの最終レースを楽しみにしている」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ / ホンダF1 / F1サウジアラビアGP