アルファタウリ・ホンダF1 「角田裕毅は良いフォームだったので残念」 / F1イタリアGP 予選
アルファタウリ・ホンダのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、2021年F1イタリアGPの予選を振り返った。

アルファタウリ・ホンダは、ピエール・ガスリーが今季11回目の予選トップ6となる6番手タイムを記録。一方、チームメイトの角田裕毅は、予選Q1でトラックリミット超過もあり、17番手でセッションを終えた。

「今回でシーズン2度目のスプリント予選レースとなり、フォーマットを最大限に活用できなかったシルバーストンから学んだことを、今日は存分に活用できた」とジョナサン・エドルズはコメント。

「FP1では、レースに向けてマシンのクーリング対策を把握する作業を行った。また空力処理など、予選での最適化にも力を入れ、セッションに向けて分析すべき良い情報を手に入れることができたと思う」

「ユウキは今日順調に進んでいて、予選では良いフォームを続けていました。Q1では3セットのタイヤを使用し、Q2進出を目指していた。しかし残念なことにラストコーナーでトラックリミット違反となり、失格となってしまった」

「もう一方のガレージでは、ピエールが素晴らしい予選を繰り広げていた。毎セッションでスピードが出ており、1度もミスをしなかった。1セットのタイヤでQ1を勝ち抜けるのに十分なタイムを記録したので、Q3では2セットのタイヤを使用できる事になる。これはこの先かなりの違いを生み出すことになる。ピエールのP6獲得は素晴らしく、パッケージを最大限に活用できました。明日のスプリント予選レースは、かなり良いポジションからのスタートになる」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ / ホンダF1 / F1イタリアGP