F1中国GP スプリント予選 ラッセルがポール メルセデスがフロントロウ独占
ジョージ・ラッセル(メルセデス)は2026年F1中国GPのスプリント予選でポールポジションを獲得し、土曜のスプリントを先頭からスタートすることになった。チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリが2番手に入り、メルセデスは再びフロントロウを独占した。

ラッセルは金曜に行われた唯一のフリー走行でも最速を記録しており、その勢いのままスプリント予選の全3セッションでも主導権を握った。

SQ3ではソフトタイヤで1分31秒520を記録し、アントネッリに約コンマ3秒差をつけた。なおアントネッリは、セッション中のランド・ノリスへの妨害行為について審議対象となっている。

ラッセルが上海でスプリントポールを獲得
ラッセルとメルセデスは金曜を通して好調だった。ラッセルはこの日最初の走行機会となったフリー走行1回目でトップタイムを記録すると、スプリント予選でもSQ1、SQ2、SQ3のすべてで最速タイムを刻んだ。

SQ3でラッセルが記録した1分31秒520は、このセッションでの決定打となった。メルセデスはアントネッリも2番手に送り込み、フロントロウを独占した。

ノリス3番手 ハミルトンがマクラーレンの間に入る
現世界王者のランド・ノリスは3番手で、ラッセルからはコンマ6秒以上離された。4番手にはルイス・ハミルトン(フェラーリ)が入り、2台のマクラーレンの間に割って入った。

オスカー・ピアストリは5番手、シャルル・ルクレールは6番手だった。ルクレールはトップタイムから1秒差をつけられる結果となった。

ガスリー7番手 フェルスタッペンは8番手
7番手にはピエール・ガスリー(アルピーヌ)が続いた。レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは8番手にとどまり、トップ10はオリバー・ベアマン(ハースF1チーム)とアイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)が締めくくった。

メルセデス勢が先頭を占める一方で、フェラーリ勢は3列目、レッドブル・レーシング勢はさらに後方からスプリントを迎えることになった。

SQ2敗退はヒュルケンベルグ ローソンら
ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)は最終セッション進出にあと一歩届かず、11番手から19周のスプリントに臨む。エステバン・オコン(ハースF1チーム)が12番手で続いた。

以下、リアム・ローソン(レーシングブルズ)、ガブリエル・ボルトレト(アウディ)、アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)、フランコ・コラピント(アルピーヌ)が13番手から16番手に並んだ。

ウィリアムズとアストンマーティンはSQ1で敗退
ウィリアムズのカルロス・サインツJr.とアレクサンダー・アルボンは、ともにSQ1で敗退した。アストンマーティンのフェルナンド・アロンソとランス・ストロールも、最初の関門で姿を消した。

最後尾列はキャデラック勢が占め、バルテリ・ボッタスが上、セルジオ・ペレスが下となった。ペレスは燃料システムのトラブルにより、タイムを記録できなかった。

メルセデスは上海でも強さを見せつけ、ジョージ・ラッセルがスプリントの最前列を確保した。アントネッリの審議結果は残されているものの、現時点ではメルセデスが中国GP最初の勝負どころを完全に掌握した形だ。

2026年F1中国グランプリ スプリント予選 詳報

SQ1:サインツ、アロンソら敗退 ペレスは走行できず
スプリント予選最初のセッションとなるSQ1は12分間で行われ、序盤から各車が慌ただしくタイムアタックを行う展開となった。ジョージ・ラッセル(メルセデス)が1分33秒030を記録してトップに立ち、アンドレア・キミ・アントネッリとともにメルセデス勢が上位を占める形となった。フェラーリ勢やマクラーレン勢も順調にタイムを伸ばし、上位チームは安定してSQ2進出圏内を確保した。

一方で中団争いは僅差となり、終盤のアタックで順位が大きく入れ替わる展開となった。ピエール・ガスリーがトップ10圏内に滑り込んだ一方、カルロス・サインツJr.はタイムを更新できず17番手で敗退。さらにアレクサンダー・アルボン、フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロール、バルテリ・ボッタスもSQ1で姿を消した。キャデラックのセルジオ・ペレスは燃料システムのトラブルによりセッションに参加できず、走行なしのまま最後尾となった。

SQ2:ヒュルケンベルグが僅差で敗退 トップ争いは接戦
続く10分間のSQ2では、各車がミディアムタイヤでトップ10入りを争った。序盤にはピエール・ガスリーが1分33秒571を記録してトップに立つなど中団勢も存在感を見せたが、セッションが進むにつれてメルセデス、フェラーリ、マクラーレン、レッドブルの上位チームがタイムを更新し、上位争いは再びこの4チームが中心となった。

終盤にはマックス・フェルスタッペンが一時トップに立つ場面もあったが、メルセデス勢が再び速さを見せ、ジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリが上位を確保。トップ10争いは最後まで接戦となり、ニコ・ヒュルケンベルグは0.015秒差でSQ3進出を逃して11番手となった。エステバン・オコン、リアム・ローソン、ガブリエル・ボルトレト、アービッド・リンドブラッド、フランコ・コラピントもここで敗退した。

SQ3:ラッセルが最終セクターで決定打 メルセデスがフロントロウ独占
最後の8分間のSQ3はソフトタイヤで争われ、スプリントポールをかけた一発勝負となった。アンドレア・キミ・アントネッリはセクター1とセクター2でジョージ・ラッセルと互角のタイムを記録し、メルセデス同士のポール争いは接戦となった。

しかしラッセルは最終セクターで大きくタイムを伸ばし、1分31秒520をマーク。アントネッリに0.289秒差をつけてスプリントポールを獲得した。ランド・ノリスが3番手、ルイス・ハミルトンが4番手、オスカー・ピアストリが5番手、シャルル・ルクレールが6番手と続き、フェラーリとマクラーレンが2列目以降に並ぶ結果となった。中団ではピエール・ガスリーが7番手に入り、マックス・フェルスタッペンを上回る結果となった。オリバー・ベアマンが9番手、アイザック・ハジャーが10番手に入りトップ10が確定した。

中国グランプリ 2026年のF1世界選手権

2026年F1中国グランプリ スプリント予選 結果

1.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
3.ランド・ノリス(マクラーレン)
4.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
5.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
6.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
7.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
8.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
9.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
10.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
11.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
12.エステバン・オコン(ハースF1チーム)
13.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
14.ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
15.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
16.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
17.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
18.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
19.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
20.ランス・ストロール(アストンマーティン)
21.バルテリ・ボッタス(キャデラック)
22.セルジオ・ペレス(キャデラック)

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カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1中国GP