アルファタウリF1代表 「ホンダはタイトルを獲得しても2月には忘れ去られる」
アルファタウリF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、F1から撤退するというホンダの決定を理解できないとし、例え、今年レッドブルとともにタイトルを獲得したとしても、その功績は2月には忘れられてしまうだろうと語る。

レッドブルとホンダF1は今年、一緒に大きな一歩を踏み出した。昨年との違いは非常に大きく、現在、マックス・フェルスタッペンとレッドブル・ホンダは、両方のチャンピオンシップに勝つ本当のチャンスがある。

姉妹チームとしてホンダのF1エンジンを搭載するアルファタウリのF1チーム代表であるフランツ・トストも、ホンダがこのような短い時間でどれだけ進歩したかに驚いている。

したがって、フランツ・トストは、2021年のシーズン後にF1に別れを告げるのではなく、ホンダがF1にとどまることを密かに望んでいると語る。

「私には理解しがたい」とフランツ・トストは NOS のインタビューで語った。

「彼ら(ホンダ)は多くの投資をし、レースに勝つことができるように一生懸命働いた。もちろん、継続すべきだと思う」

「マックスがドライバーズチャンピオンになり、レッドブルがホンダとチームチャンピオンシップを勝ち取れば、それは大きな成果となるだろう」

「しかし、その後で辞めれば、2月までに誰もがそれを忘れてしまうだろう」

「ビジネスの観点からも、私には分からない。タイトルの後、それを回収しなければならない。F1は素晴らしい広告だ」

「ホンダには、最高のドライバー、素晴らしいチーム、勝てるエンジン、そして、コックピットに日本人(角田裕毅)がいるなど、すべての要素が揃っている。だが、同社の経営陣は、F1は彼らの将来のビジョンに適合してないと判断した。彼れが戻ってくるとは期待できない」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / 角田裕毅