アルファタウリF1 「角田裕毅にとってポイント獲得はポジティブな前進」 / F1シュタイアーマルクGP 決勝
アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2021年F1シュタイアーマルクGPの決勝を振り返った。

ピエール・ガスリーはスタート直後のターン3へ向かうストレートで、シャルル・ルクレール(フェラーリ)のフロントウイングによって左リアタイヤを傷つけられてパンクを喫し、これがマシンにダメージをもたらしたことから、1周目でのリタイアとなった。

これにより、アルファタウリ・ホンダ角田裕毅のみでのレースとなったが、1周目で9番手までポジションアップを果たすと、26周目にピットインししてソフトタイヤからハードタイヤに交換。トップ10圏内でレースへ復帰し、最後までこのタイヤで走りきる戦略を採る。

角田裕毅は、シャルル・ルクレール(フェラーリ)にパスを許したものの、終始フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)の背後に迫りながらレースを進め、10位でフィニッシュ。自身3度目の入賞を果たした。

「ピエールのレースでタイヤがパンクしてしまい、リアサスペンションがダメージを受けてしまったことで、1台のマシンだけしかフィニッシュすることができず本当に残念だ」とジョディ・エギントンはコメント。

「しかし、ポイントを獲得することができ、裕毅にとってはポジティブな前進となった。結果的にはごく少数のポイントで、ある程度は他のチームに奪われてしまったが、レースのスターティングポジションを考えると確実にもっとポイントを獲得できていたと思っている。セッション全体を通して着実に良いタイムが出ていたので、来週のレースが楽しみだ」

「目標はいつもと同じく、良いスターティンググリッドを獲得し、両マシン共にポイントを獲得できればと思う」

■ドライバーコメント
角田裕毅(10位)
「先週のレースからの良いステップアップとなりました。このポイントを獲得してレースを終えられたことを嬉しく思っています。チームに感謝を伝えたいです。ここ数週間はみんなで多くのワークを達成してきたので、10位というのはとても前向きな順位だと思います。おそらくP8かP9でもフィニッシュできる可能性があったと思うので、レース全体を分析し、来週に向けてハードに作業していきたいです。自分的にはこの週末は今までもっとも一貫性のある週末だったと思うので、全体的にとても嬉しい気持ちです。ピエールについては残念に思っています。ただ彼のタイムは確実に良かったので、みんなで来週のレースに全力を尽くすことが大事だと思います。この後何日かアルファタウリとレッドブルのクールな活動があるので、その後オーストリアでの2戦目に備えたいと思います」

ピエール・ガスリー (DNF)
「正直に言うと、今日は特に話せることは無いです。アクシデントがあった時はストレートの真ん中に居たので、自分に出来ることは何もなかったと思います。あの瞬間まではとても素晴らしい週末だったし、ポイントを獲得するための素晴らしい作戦もあったので、今日のレースに参加できなかったことが本当に極めて残念です。コンストラクターズチャンピオンシップで激しい争いが行われている最中なのですごく悔しいです。ただ、チャンピオンシップで5位を維持出来ているのはチームにとってポジティブなことだと思っています」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ / ホンダF1