フランコ・コラピントは“遅咲き” アルピーヌF1代表が2026年躍進を確信

2025年型マシンの問題点が解消されたことで、アルピーヌは今季、中団上位での戦いを見据える。そのなかでニールセンは、コラピントの“遅咲き”の資質が今後開花すると語った。
苦戦の2025年と数字が示す現実
コラピントは2025年エミリア・ロマーニャGPからジャック・ドゥーハンに代わって起用されたが、ポイント獲得は果たせなかった。ベストリザルトはオランダGPでの11位。ピエール・ガスリーと18戦を共有し、予選では平均0.315秒遅れを取っていた。
一方で、2024年にウィリアムズからF1デビューを果たした際は鮮烈な印象を残した。デビュー4戦中2戦でポイントを獲得し、2戦目のアゼルバイジャンGPでは自己最高の8位を記録している。
しかし、2025年型アルピーヌの競争力不足により、その数字を伸ばすことはできなかった。
マシン改善が引き出すポテンシャル
ニールセンは、2025年型マシンに内在していた問題が解消されたと説明する。
「昨年のマシンに根本的な問題があったことは公然の事実だ。そして我々はこのクルマでそのいくつかを完全に修正した。それは素晴らしいことだ」
「ドライバーはより多く縁石を使えるし、乗り心地について不満も出ていない。グラウンドエフェクト時代ではなくなったことで、大きなハンディキャップのいくつかは解消された」
さらに、ワークスのルノー製パワーユニットからカスタマーのメルセデス供給へと変更されたことも、パフォーマンス向上の一因になると見られている。
“スローバーナー”の真価
ニールセンはコラピントの成長曲線について、率直にこう語った。
「フランコは才能あるドライバーだ。もしかすると彼は“スローバーナー”なのかもしれない。あるいは、他の何人かより成長がゆっくりなのかもしれない」
「だが昨年、特にピエールとの比較の中で、彼が良いレースを見せた場面もあった」
「残念ながら、昨年はいくつかのレースで我々は最後尾にいたため、比較対象はピエールしかいなかった。しかし今は違う。時間とともにフランコは良くなるだろう」
「すでにその兆候は見えている。我々は彼により良いクルマを与えたと確信しているし、そうであれば彼のベストを見ることになるだろう」
アルピーヌが中団上位争いへと復帰できるかどうか。その鍵を握るひとりが、フランコ・コラピントであることは間違いない。2026年シーズンは、彼にとって真価が問われる一年となる。
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