アルファタウリ・ホンダF1、角田裕毅をF1アブダビテストに起用
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ホンダF1とレッドブルの両方の育成プログラムと契約している角田裕毅は、初参戦となる今年のFIA-F2で強力なパフォーマンスを見せており、シルバーストーンのレース1で優勝するなど着実にポイントを重ねてランキング4位を保持している。
2018年にFIA F4日本選手権でチャンピオンを獲得した角田裕毅は、2019年にヨーロッパに活動の場を移してFIA-F3に参戦し、ランキング9位でシーズンを終えている。
アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表フランツ・トストは「彼のF2での走りに感銘を受けているだけでなく、昨年のF3、それ以前の年にも感銘を受けている」とコメント。
「彼は本当にスキルの高いドライバーであり、成功したF1ドライバーになるためのすべての要素を兼ね備えていると思っている。彼がアブダビでの若手ドライバーテストで我々のためにテストするのは間違いない」
昨年、鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GPのフリー走行1回目では、ホンダドライバーの山本尚貴がトロロッソ・ホンダのマシンを走らせているが、小林可夢偉が2014年にケータハムに出場して以来、F1にはフルタイムの日本人ドライバーがいない。
レッドブルは角田裕毅を2021年にアルファタウリ・ホンダからF1に昇格させることを検討している。
「彼が来年我々のために運転するかどうかにかかわらず、それはレッドブルによって決定される」とフランツ・トストは説明する。
「彼がスーパーライセンスを取得するかどうかにも依存する。彼が今のように続けて、F2選手権の最初の3〜4人のドライバーの中にいるなら、スーパーライセンスの取得には問題ではないはずだ。それからどうなるか見てみよう」
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