アルファタウリ・ホンダF1代表 「F1は7月に危機的な状況を迎える」
アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、現在のシャットダウン期間が7月以降も続くようであれば、F1は“かなり危機的な状況”を迎えると警告する。

2020年のF1世界選手権は開幕から9戦の延期・中止が決定。F1チームは、8月から3月に前倒ししたファクトリー閉鎖期間を3週間から5週間に延期し、財政危機を乗り越えようとしている。

「もし7月に競技を開始できれば、我々は目にあざを作った程度で済むだろう。だが、開始できなければ、非常に危機的な状況を迎えることになる」とフランツ・トストは motorsport-total.comに語った。

F1グリッドで最小のチームの1つであるアルファタウリ・ホンダは、現在のレース延期にかかるコストを計算しており、6月までしか伸ばすことはできないとフランツ・トストは語る。

オーストリア人によると、彼のイタリアを拠点とするチームは、現在のレース延期の費用をすでに計算しており、これにより6月まで伸びることになります。

「1回のグランプリに出場しない場合、150万~200万ドルの費用がかかる」とフランツ・トストは語る。

「年間を通して何も起こらなければ、それは非常に危機的な問題になるだろう。収入がなければ、財政的には大惨事なのは明らかだ」

MotoGPの最高経営責任者であるカルメロ・エスペレータは、2020年にレースが行われなくても、チームには毎月支払いを続けていくつもりだと述べている。

しかし、ハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは「世界選手権がなければ、多くのチームが生き残るのは難しいだろう」と主張している。

現在、F1はコストを大幅に削減し、2021年に予算上限を引き下げる取り組みが行われているが、F1では常だが論争となっている。

「問題に対しては常に前向きに取り組むべきだと私は考えている。問題は新たなチャンスを生むものでもある」とギュンター・シュタイナーはコメント。

「我々全員が協力して、全10チームがまとめれば、この状況をうまく乗り越えることができるかもしれない。スポーツにとっても、全員にとってもね」

フランツ・トストも同意する。

「どのレースが行えるのか、どれほどの収入が得られるのか、スポンサーは留まるのか、あるいは姿を消してしまうのかを見てみる必要がある。全体の経済状況はどうなるのか?」

「我々は、経済的にどういう状況となるのかを見極める必要があるという現実に直面することになる。そして我々はじっくり話し合い『これが今我々が直面している課題であり、お金はこれだけで、これしか残っていない』と言わなければならない」

「我々に出発点を提供できるのはリバティ・メディアだけだ。彼らはスポンサー、テレビ放映権、レース主催者からお金を集める責任があり、それを我々に分配することになっている」

「彼らが何も分配できなければ、我々も費やせるお金ないことになる。もう成り行きを見守るしかない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / アルファタウリ / ホンダF1