フェルナンド・アロンソ アストンマーティン・ホンダF1正常化は「あと数戦」

中国GPのアロンソは、ホンダのパワーユニットに起因する激しい振動に苦しみ続けた。スプリントでも苦戦を強いられ、決勝は19番グリッドからスタート。レース中盤にマシンを止めることになり、振動の激しさからステアリングから手を離す場面の映像も話題となった。
アロンソ「まだ問題を把握し切れていない」
アロンソはレース後、アストンマーティンがいつ“普通の週末”を迎えられるのかを問われ、現時点では明確な時期を断言できないと率直に語った。
「難しい予想だ。正直なところ分からない」とアロンソはメディアに語った。
「僕たちはまだ問題を抱えすぎているし、日ごとにどこからともなく新しい未知の問題が出てきている。つまり、まだ問題をしっかり把握できていないように思える。だから予想するのは難しい」
「でも、僕たちはプッシュしているし、チームには非常に高い能力を持ったプロフェッショナルと才能ある人たちがいる」
まずは“完走”ではなく“周回を重ねること”
その一方でアロンソは、最初の改善目標についても明確にしている。現段階での成功の基準は、まずセッションをきちんと走り切ることだという。
「あと数グランプリのうちに、普通の週末を過ごせるようになればと思っている。少なくとも、周回を重ねてセッションを完了できるという意味ではね」
現在のアストンマーティンにとっては、まず走行を成立させること自体が大きなテーマになっていることがうかがえる。

競争力の回復にはさらに時間
ただし、信頼性の問題を解決できたとしても、すぐに上位争いへ戻れるわけではないとアロンソは見ている。競争力の面では、さらに時間が必要だとの認識を示した。
「でも、競争力を持つにはもっと時間がかかると思う。正直に言ってね。信頼性の問題を解決したとしても、その時にはパワーやいろいろな面で僕たちは後れを取っているはずだからだ」
「段階は2つあると言える。まず最初の段階が、早く来てほしいと思っている」
アロンソの率直な言葉は、2026年のアストンマーティンが置かれている苦境の深さを物語っている。いまチームが見据える進歩は、まずAMR26で問題なく周回を重ね、セッションを完了すること。その先にようやく、本来の戦闘力回復への道筋が見えてくる。
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