2026年F1マシン:初回のバルセロナテストで“通常リバリー禁止令”

2025年12月12日
2026年F1マシン:初回のバルセロナテストで“通常リバリー禁止令”
新時代のF1マシンがいよいよトラックに姿を見せる2026年プレシーズン。その幕開けとなるバルセロナテストでは、チームに対して“通常リバリーを使わないように”という異例の制限が課されることが分かった。

各チームは正式発表前のカラーリングを隠すため、プレーン仕様またはカモフラージュ柄で走行するよう求められており、シーズン最初の“公式公開”は後日のバーレーンテストで行われる見通しだ。

エイドリアン・ニューウェイ 「ホンダF1エンジン統合に近い形で取り組める」

2025年12月11日
エイドリアン・ニューウェイ 「ホンダF1エンジン統合に近い形で取り組める」
アストンマーティンにおけるエイドリアン・ニューウェイの存在感が、一気に強まっている。カタールに続きアブダビにも姿を見せ、2026年の新レギュレーション導入に向けてフルスピードで動き出したことを示す明確なサインと受け止められている。

今季、レース現場に姿を見せたのは1戦のみだったにもかかわらず、ここにきて常駐に近い形へ変化。その理由は率直だ。ニューウェイ以前の体制で設計された今季マシンは期待外れであり、新時代に向けて彼の直接指揮が不可欠だという判断である。

カルロス・サインツJr. 「ハミルトンのフェラーリF1での不振を喜ぶことはない」

2025年12月12日
カルロス・サインツJr. 「ハミルトンのフェラーリF1での不振を喜ぶことはない」
カルロス・サインツ(ウィリアムズ)は、フェラーリが自分を放出して獲得したルイス・ハミルトンが、F1で初めて“表彰台ゼロ”のシーズンを過ごしたことについて、「何の満足も得ない」と語った。

一方で、ウィリアムズでの2回の表彰台は、自身に向けられた懐疑的な視線を跳ね返す大きな成果だったと強調している。

メルセデスF1代表 「エンジンカスタマーを2~3チームに削減する」方針を明言

2025年12月12日
メルセデスF1代表 「エンジンカスタマーを2~3チームに削減する」方針を明言
メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは、現在供給しているF1エンジンの顧客チーム数を、次の契約サイクルで「最低1つ減らす」意向を示した。

2021年以降、メルセデスはマクラーレン、アストンマーティン、ウィリアムズという3つの顧客に加え、自らを含めて計4チームにパワーユニットを提供。グリッドのほぼ半数を占める状況となっている。

ヘルムート・マルコが語ったリンドブラッドF1昇格「18歳だが25歳の成熟度」

2025年12月12日
ヘルムート・マルコが語ったリンドブラッドF1昇格「18歳だが25歳の成熟度」
アービッド・リンドブラッドは2026年のF1シートを獲得したが、それは決して順風満帆なF2シーズンを経ての結論ではなかった。今季中盤には不安定な戦いも見られたにもかかわらず、ヘルムート・マルコは18歳のルーキーを強く推し、レーシングブルズでのデビュー決定に至った。

アブダビではスプリントで好走を見せ、さらに金曜日には角田裕毅のレッドブルをドライブしてFP1を走行。26周を重ね、結果は15番手だった。

ジャック・ドゥーハン スーパーフォーミュラテストで3日連続クラッシュ

2025年12月12日
ジャック・ドゥーハン スーパーフォーミュラテストで3日連続クラッシュ
ジャック・ドゥーハンは、三日間行われているスーパーフォーミュラの鈴鹿テストでデグナー2でまさかの“連日クラッシュ”。2025年にアルピーヌからわずか6戦で降格となった元F1ドライバーは、2026年の参戦を見据えた評価機会の最中に苦しいテストとなった。

ドゥーハンはトヨタエンジンを使用するKONDO Racingからテストに参加しており、トヨタ支援を受けるハースF1チームのリザーブドライバー案と並行して名前が挙がっている。しかし現時点でどちらの契約も合意には至っていないとされる。

角田裕毅「フェルスタッペンが最も優れたF1ドライバーなのは否定できない」

2025年12月12日
角田裕毅「フェルスタッペンが最も優れたF1ドライバーなのは否定できない」
2025年の最終戦アブダビGPを終えた角田裕毅が、チームメイトとして戦ったマックス・フェルスタッペンについて率直な評価を語り、「最も優れたドライバーであることは否定できない」と明かした。

今季、角田裕毅はレッドブル・レーシングに昇格し、4度のF1王者と同じマシンで激しいシーズンを戦い抜いた。

2026年F1スプリントで新ルール:FP1は45分以前の赤旗中断で延長措置

2025年12月12日
2026年F1スプリントで新ルール:FP1は45分以前の赤旗中断で延長措置
2026年のF1スポーティング規則に複数の調整が加えられ、特に要望の多かったスプリント関連の変更が承認された。FIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)は、スプリント週末における唯一のフリー走行(FP1)が赤旗で中断された場合、走行時間を延長できる新ルールを可決した。

スプリント週末では金曜午前に60分のFP1が1回のみ行われるが、ここで赤旗が出ると実質的な走行時間が大幅に削られる問題が2025年まで続いていた。

リアム・ローソン 赤裸々な本音「レッドブルF1での時間は“最低”だった」

2025年12月11日
リアム・ローソン 赤裸々な本音「レッドブルF1での時間は“最低”だった」
レッドブル・レーシングでの短い参戦からレーシングブルズでの来季残留確定まで、浮き沈みの激しいシーズンを過ごしたリアム・ローソンが、ついに2025年シーズンの本音を語った。

開幕直後のオーストラリアと中国でレッドブルのシートを託されたものの、結果を残せず即座に降格。そこからレーシングブルズで再起を目指し、最終17戦中7回のポイント獲得と確かな成長を示した。

ランド・ノリスがF1アブダビテストでカーナンバー1を使用しなかった理由

2025年12月11日
ランド・ノリスがF1アブダビテストでカーナンバー1を使用しなかった理由
ランド・ノリスは、火曜日にアブダビで行われたシーズン後のF1ピレリタイヤテストで、マクラーレンに通常のカーナンバー4をつけて走行した。

日曜日のシーズン最終戦アブダビグランプリで自身の初タイトルを獲得した後にもかかわらず、ノリスのマシンにカーナンバー4が残っていたことは、来年からナンバー1に切り替える決断を明らかにした後だったため、観察者の間で少し驚きを呼んだ。

F1:DRSボタンを最初に押したのはバトン 最後に押したのはアントネッリ

2025年12月11日
F1:DRSボタンを最初に押したのはバトン 最後に押したのはアントネッリ
F1は2011年にドラッグ・リダクション・システム(DRS)を導入した。可動式リアウイングによって空気抵抗を減らし、トップスピードを上げて追い抜きを助けるシステムだったが、その効果は大きく、同時に「人工的だ」という批判も生んだ。

そして週末、ついにレースでDRSボタンが押される最後の瞬間が訪れた。

メルセデスF1 2026年可動フロントウイングを評価「まだ楽観視できない」

2025年12月11日
メルセデスF1 2026年可動フロントウイングを評価「まだ楽観視できない」
メルセデスがアブダビのポストシーズンテストで、2026年レギュレーションを見据えた“アクティブ・フロントウイング”の試作仕様を公開し、来季のF1に最も鮮明なヒントを与えた。同時にチーム代表トト・ヴォルフは、メルセデスが新時代の本命と見なされることを強く否定し、慎重な姿勢を貫いている。

今回投入されたフロントウイングはFIA承認のテスト項目で、ノーズから伸びる2本のプラスチック製チューブによって作動し、ストレートでは角度をフラットにする“ストレートラインモード”を再現する極めて原始的な構造だ。
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