キャデラックF1 バルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスの起用を今週発表?

ペレスは2024年シーズンを最後にレッドブルを離れ、F1グリッドを去っていたが、正しいプロジェクトであれば復帰したいと明言していた。
今週初めにはRacingNews365がボッタスの契約を報じており、フィンランド人ドライバーもF1復帰を果たすことになる。
キャデラックは来季F1に参戦し、2016年以来初めてグリッドが10チームを超えることになる。
正式なドライバーラインアップの発表はサマーブレイク終了に合わせて行われる予定で、当初はサマーブレイク前に1名を発表するとしていたが、後にブレイク中盤へと修正されていた。最終的にサマーブレイクの終盤で両ドライバーを同時に発表できる状況となった。
若手ドライバーも候補に挙がっていたが、グレアム・ロードンが率いるチームは経験を優先した。
両者の合計グランプリ出走数は500戦を超え、さらにキャデラックは勝利経験のあるラインアップを整えた。ボッタスは10勝、ペレスは6勝を挙げている。
ボッタスと同様、ペレスも今年中にも旧型車テスト(TPC)を通じてキャデラックとの融合を始めることを目指している。これは、来年からフェラーリがアメリカチームにパワーユニットを供給する契約開始に先立ち、旧型フェラーリ車を使用することになる。
ペレスは最後の4年間をレッドブルでマックス・フェルスタッペンと共に戦い、フェルスタッペンは今年初め、メキシコ人ドライバーの復帰を望むと語っていた。
「僕は常にチェコとすごくうまくやっていた」とフェルスタッペンは語った。
「彼が走るモチベーションを持っている限り、まったく新しいチームであっても良い選択だと思う。フォースインディアやレーシングポイントなど、どんな名前で呼ばれていた時代でも、彼は常にポイントを持ち帰っていたからね」

その他のシート状況
キャデラックF1のシートが埋まったことで、来年のグリッドでまだ決まっていないシートはごくわずかとなった。
メルセデスは近くジョージ・ラッセルとキミ・アントネッリを発表すると見られており、ラインアップは変更なしとなる見込みだ。
その後はレッドブル系とアルピーヌのみが未確定だ。
アルピーヌはフランコ・コラピントとジャック・ドゥーハンの間で決まる可能性が高いが、レッドブルに関しては2026年にマックス・フェルスタッペンのチームメイトが誰になるのか不透明だ。
また、アービッド・リンドブラッドが来年レーシングブルズでデビューするかどうかも不確定であり、レッドブルは2026年のラインアップ決定に時間をかける見通しとなっている。
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