ルイス・ハミルトン
ルイス・ハミルトンは、土曜日に行われたメルセデス主催の記者会見を途中退席した。

FIAが主催するものに加え、メルセデスは木曜日の午後、そして予選と決勝の後に短い記者会見を開いており、そこにはルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグも出席している。

予選後に開かれた記者会見で、ルイス・ハミルトンはマイクを取りしばらく思案した後、木曜日の記者会見中にスマートフォンのアプリをいじっていたことにメディアが批判的な反応をした件に言及した。

ルイス・ハミルトンのこの行動を無礼だとされたことを引き合いに出し、その後マイクを置いて退出してしまった。

「みなさんの笑顔はもう見れないだろう」とルイス・ハミルトンは集まったメディアに語った。

「今日、ここではみなさんの質問には答えないことにした。もう決めたんだ」

「最大限の敬意を払って言うけど、ここにいる多くの人たちは僕のことをすごく支持してくれているし、僕のことを分かってくれている人たちだと思う」

「残念ながら、一部の人たちは、あること揚げ足を取ることが目的の人たちもいる。先日の僕の何気ない行動について、失礼だと思われたなら、そんなつもりは一切なかったん。ちょっとした冗談だったんだ」

「それなのに、その後、世界中で報道されることになった内容はかなり失礼なものだった。その当事者ではない人たちもここにいるから、心苦しいんけど、僕としてはやむを得ずこの決断によって支持してくれる人たちに影響を与えてしまうことになる。最大の敬意を払ってと言ったのはそのためだ」

「でも、僕はもうこういうことのために時間をつぶすのは嫌なんだ。だからごめんなさい。皆さん、残りの週末をどうか楽しんで」

ルイス・ハミルトンはそう言い終えると、静かに部屋を出ていった。

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カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / メルセデスF1 / F1日本GP