BMWザウバー、ヘレスで2009年仕様でのオーバテイクをテスト
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BMWザウバーのテストドライバーを務めるクリスチャン・クリエンは、2009年の空力ルールの変化がF1でのオーバーテイクをより容易にする可能性があると語る。
今週のバルセロナテストで2009年仕様のウイングを装着した暫定マシンをドライブしたクリエンは、前のクルマの“後方に近づいて運転する”のがより簡単なことに気付いたという。
「前のクルマが作り出した乱気流は重要だ。2009年はより小さなリアウイングなので、より少なくなるだろう。」
「でも、大部分のチームは、バルセロナで2008年のエアロを使っていたので、まだ強くは言えないけどね」
クリエンは、BMWが来月のヘレステストで、2台の改良されたF1.08Bで模擬レースを行い、新しいボディワークのオーバーテイクによる影響を調査する予定であることを明らかにした。
またクリエンは、暫定マシンが最も醜いものであるとの発言が広く報道されていることにも触れた。
「レーシングカーは美しい必要がないということを説明しなければならないかもね。それがうまく働いて、速ければ、どのように見えるかはまったく重要ではないし、ドライバーはそれを好む」
「美しさや優雅さは、市販車にはかなり重要だ。レースでは速さだけが考えられている」
カテゴリー: F1 / BMW