角田裕毅 F1王者フェルスタッペンの偽名に反応「僕なら“ラスト・サムライ”」
角田裕毅は、マックス・フェルスタッペンが先週フェラーリのGT3カーでニュルブルクリンク・ノルドシュライフェを極秘テストしていた件について、自身の体験を交えて語った。

F1エミリア・ロマーニャGPが開催されるイモラのパドックで、角田裕毅は「グリーン・ヘル」の異名を持つこの伝説のサーキットについて、すでに走行経験があることを明かした。

「僕ももう走ったことがあるんです。NSX GT3で走りました。でも、あれはマックスが運転してたわけじゃないと思います」と話す角田裕毅。

実際、マックス・フェルスタッペンはそのテストで本名ではなく、「フランツ・ヘルマン(Franz Hermann)」という偽名を使用していた。彼はその走行で、GT3カテゴリーのコースレコードを更新する走りを見せている。

角田裕毅 レッドブル F1 エミリア・ロマーニャGP

では、角田裕毅自身のラップタイムはどうだったのか。

「まあ、ちょっと言い訳っぽくなっちゃうんですけど、前にセーフティカーがいて、安全のために全然プッシュできなかったんですよ。あれはレッドブルの“サンデー・ショーラン”の一部だったので、ちゃんとしたタイムは出していないです」

「それに、あのサーキットってすぐに速く走れるような場所じゃないですから。マックス――フランツさんは、本当にすごい走りを見せていたと思います」と角田裕毅はフェルスタッペンの走りを称えた。

そして、自分がもし本気でノルドシュライフェを走る機会があるとしたら、どんな偽名を使いたいかという質問には、角田裕毅らしいユーモアで応じた。

「日本っぽい、カッコいい名前がいいですね。“ラスト・サムライ”にします。…まあ、それが人生最後の走りにならないといいですけどね」と笑いながら語った。

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / レッドブル・レーシング / F1エミリア・ロマーニャGP