角田裕毅 クラッシュとF1マシン損傷はウォールの設計上の問題による不運?

角田裕毅は、FP2の終盤でレッドブルをクラッシュさせ、金曜日のプラクティスを悔しい結果で終えた。この事故は、インディカーレースで3回の優勝経験を持つカイル・カークウッドによって詳細に分析され、角田が衝突したジェッダ・コーニッシュ・サーキットの壁の設計上の問題点が、事故の原因である可能性が高いことが明らかになった。
リアム・ローソンの代役としてレッドブルで3回目のグランプリに出場した角田裕毅は、最終コーナーでイン側の壁に衝突し、左フロントのステアリングアームを破損して反対側の壁に衝突し、レッドブルRB21とともにレースウィークエンドを台無しにしてしまった。
角田裕毅、サウジアラビアGPでクラッシュ:壁の設計に問題?
その小さな判断ミスから一瞬で起きた事故について、カークウッドは映像を詳細に分析し、その壁の構造に「多くの鋭い梁」を発見し、これが角田裕毅の事故の原因だと考えているようだ
。
カークウッドはXに、「よく見ると、コーナーは10フィート(約3メートル)ほどの平らな壁で構成されており、その接合部に多くの鋭いジョイントがあることがわかる」
「彼(角田裕毅)は、たまたまそのジョイントの1つに完全に衝突してしまった」
「これが滑らかな壁や平らな部分で衝突していたなら、クラッシュには至らなかっただろう」
角田裕毅は事故後、レッドブルに謝罪した。
「ちょっと回転しすぎてインサイドウォールに接触し、ダメージを受けてしまいました」と角田裕毅は振り返った。
「その後、まったくコントロールできなくなりました。チームに申し訳ありません。ペースは良かったので、本当に残念です」

レッドブルのシニアアドバイザー、ヘルムート・マルコは、角田裕毅はただ不運だったと発言し、彼を慰めました。
「シングルラップでは、どの方向に行くべきかを判断するために、意図的に異なるセットアップで走行していた」とマルコはメディアに明かした。
「彼がインサイドでウォールに衝突したのは不運だったと思う。彼はただパッセンジャーだった。損傷がそれほど大きくないことを願っている。スピードは問題ない。クラッシュは不運だった」
角田裕毅FP2の走行はの事故により終了し、レッドブルのチームメイト、マックス・フェルスタッペンに0.4秒差、3 ポジション差の 6 位でセッションを終えた。
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