角田裕毅 F1オーストラリアGP決勝の戦略をチーム代表が謝罪「大きな代償」

5番グリッドからスタートした角田裕毅は、フェラーリ勢とバトルをしながらトップ5を目指して戦っていた。しかし、終盤に雨が降ってきた状況でステイアウトするという決断をしてことでチャンスを逃すことになった。
雨脚が強まったことでガブリエル・ボルトレトとリアム・ローソンがクラッシュしてセーフティカーが導入。その期間中にインターに交換したことで、後方でコースに復帰してポイント圏内に戻ることはできなかった。
「レース自体までは非常に好調だっただけに、残念な結果となった」とローラン・メキースはコメント。
「グリッド5番手と11番手からのスタートは、冬の間に行ったハードワークの成果だ。全体的には、両ドライバーとも素晴らしい仕事ぶりだった。特に、裕毅はさらに一歩前進し、アイザックは非の打ちどころのない走りを見せた。昨年よりもさらに接戦になっているのは明らかだが、我々は間違いなく戦いに参加している」
「レースに関しては、雨が降るまでは裕毅は非常に力強い走りをしていた。隠れる場所はどこにもない。最後の判断を誤り、それが今日我々にとって非常に大きな代償となった。この件については裕毅に謝罪したい。彼をとどめておくという賭けは成功しなかったが、それはモータースポーツの厳しさの一部だ。改善するには、チーム一丸となってより懸命に努力し、より強くなって戻ってくるしかない」

一方、11番グリッドのアイザック・ハジャーは、フォーメーションラップでターン1の出口でマシンを制御できずに後方からバリアに激突。マシンはダメージを負い、スタートを切ることができなかった。
「アイザックに関しては、この経験から学び、次のレースに向けて良いエネルギーに変えてくれるだろう。上海でのレースを数日後に控え、我々は彼をサポートしていく」とメキースはコメント。
「そして、この週末から得られるポジティブな要素をすべて台無しにすることのないよう努めるつもりだ」
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