ハミルトンとフェルスタッペン F1カナダGP後のクールダウンルーム会話が話題

終盤に繰り広げられた2位争いでは、ハミルトンがターン1のアウト側からフェルスタッペンを攻略。フェラーリ移籍後最高位となる2位表彰台を獲得した一方、フェルスタッペンも最後までプレッシャーをかけ続けた。
その激闘直後、ふたりはクールダウンルームで互いの走りを称え合った。
「君を振り切れなかった」
最初に口を開いたのはハミルトンだった。
「君を振り切れなかったよ!」
これに対しフェルスタッペンは、レース中の駆け引きを細かく振り返った。
「真ん中のシケインでは毎回コンマ3秒離された。でもストレートで取り返していた」
ハミルトンも「最後はクレイジーだった」と応じ、数周にわたって続いた接近戦の厳しさを認めた。
ボルトレトに苦戦? ハミルトンが苦笑い
会話は周回遅れの処理にも及んだ。
「最後の方、あれはボルトレトだったかな。ああもう!」
ハミルトンはそう苦笑いを浮かべながら振り返り、さらにフェラーリのストレート性能についても率直な疑問を口にした。
「僕たちのマシンがドラッギーなのか、それとも単純にパワーの問題なのかわからない」
するとフェルスタッペンは、ハミルトンの強みを冷静に分析した。
「ターン6はかなり良かった」
互いの速さを認め合うやり取りは、2021年のタイトル争いを知るファンにとっても印象的な場面となった。
“2021年以来”を思わせる名勝負
今回のカナダGPでは、ハミルトンがフェラーリ移籍後最高位となる2位を獲得。フェルスタッペンも2026年シーズン初表彰台を記録した。
そして何より注目を集めたのは、ふたりが見せた終盤の攻防と、その直後に交わされた自然体の会話だった。
レース中は一歩も譲らない戦いを繰り広げながら、レース後には互いの強みを認め合う――F1史に残るライバル同士ならではの空気感が漂っていた。
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