角田裕毅と同じ轍は踏まない! 「叫ぶときは無線は切る」とF1新人ハジャー
![角田裕毅と同じ轍は踏まない! 「叫ぶときは無線は切る」とF1新人ハジャー](https://f1-gate.com/media/img2025/20250209-hadjar.jpg)
ここ数年、レッドブルは暴言で知られるドライバーをマシンに乗せるということが初めてではない。今シーズン、アイザック・ハジャーは角田裕毅とコンビを組むことになり、グリッド上で最も声高なラインナップが誕生することになる。
レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるマルコは、角田裕毅が過去に罵詈雑言を吐いたことを激しく非難し、2022年に「ある時点で、彼のラジオでの怒りの爆発は度を越していた」と語った。
「コーナーの途中で悪態をついたり罵ったりするのは良くない。それならもっとゆっくり走ればいい。我々は彼にそれを説明し、やめるよう伝えた」
「それに『クソッタレなマシン』などとフィードバックしてもエンジニアには何もできない。我々はマシンが実際にどうなっているかを知らなければならない。彼はそれを分析し、事実に基づいて発言しなければならない」
これは、昨シーズン、Sky Deutschlandのインタビューでマルコが「無線でのコントロール不足は解消され、彼は本当に成長した」と語ったことで、角田裕毅が学んだ教訓である。
レッドブルは、角田裕毅が新チームメイトのハジャーにコントロールを教えることを期待している。
「アイザックは速いが、感情をコントロールしなければならない」と81歳のマルコはハジャーがレーシングブルズのドライバーとして正式に発表される数日前に、Inside Line F1ポッドキャストで語った。
「例えば、モンテカルロでは、突然セーフティカーが導入されて、目の前に現れたマシンを前に、彼は不満を漏らしたり、文句を言ったりしていた。そのマシンはタイヤが冷えていたから、ラジオで騒ぎ立てるのではなく、彼を追い抜くことを試みるべきだった」
「だから、全体的には重要なことに集中し、ミスを減らすことだ。例えば、彼はアブダビでのテストでスピンを喫していたし、金曜日の走行でもスピンをしていたと思う。もっと安定性を高めることだ。しかし、スピードやその他の能力は備わっているし、あとはルーティンを身につけるだけだ」
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーもハジャーの暴言について言及し、「ああ、それが彼の性格だ。彼は感情的なコミュニケーションをするタイプだと思う」と語った。
![角田裕毅](https://f1-gate.com/media/img2025/20250209-yuki_tsunoda.jpg)
アイザック・ハジャールの叫び声は誰にも聞こえないだろう。
アイザック・ハジャーは、しかし、チーム代表の怒りを買うよりも、そのような行動は改める必要があると認めた。
「無線で怒りをあらわにするのは、確かにそうだ」とハジャーはL’Equipeに語った。
「それは人によっては弱点かもしれないが、僕にとっては重要ではない。自分が何をしているのか、なぜそうしているのかは理解している」
「でも、理解している。今年、無線は切るつもりだ。それだけだ」
「マシンの中で一人で叫んでも、誰も聞こえないよね」
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